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#266/300 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  02/ 2/20(Wed.)  21:49  ( 29)
田中真紀子     一久
★内容
田中真紀子

 「やはり野におけレンゲ草」

 田中真紀子という存在は、自分でなにかをやるのではなくて、他人に
文句を言うときにこそ輝くのだ、ということがよくわかる。

 つまり、角栄ではなく、田島センセイやらなんやらと、同種の人なの
である。

 もっともその影響力や知名度、人気は、他の追随を許さないものがあ
る。評論家としては、これほど強力な人はいまい。

 このキャラクターを生かさぬ手はない。

 「真紀子のページ」を立ち上げ、毎日、自説をインターネットで発表
するのだ。

 いわゆる暴露本などよりも、このほうがはるかによい。

 暴露本は、爆発力はあるが、自身の品位と信用を落とすことにもなる。

 それよりも、継続的に意見を述べる場を確保することのほうが、自分
の影響力を高める為に有効であろう。

 本が出したければ、HPで述べたことを編集して出せばよいのだ。

「真紀子のページ」のアクセス数は、小泉氏の「ライオンハート」の講
読者数を、軽くぬき去ることになるだろう。


[ コメント数 1 読む(F266) ]

#267/300 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  02/ 2/22(Fri.)  22:42  (108)
李斯と韓非子と趙高     一久
★内容
李斯と韓非子と趙高


李斯と韓非子


 李斯は、蔵のネズミは肥え太り人を恐れず獰猛であることを知り、便所
のネズミはやせ細って人を怯えて生きていることを見た。

ネズミに才覚の違いのあろうはずもなく、両者の違いはただ、場所を得た
者と得ぬ者との違いに由来するのであると感得したのである。

 人もまた同じこと。

 ろくでもない人物でも、政権の座にあれば時世を動かし、どんなに優れ
た英雄でも、地位を得なければ一介の匹夫にすぎない。

 天下に志を立てようとするのであれば、なにをおいてもまず、地位を得
ることをこそ第一に考えねばならない。

 こう考えた李斯は、師の元を去り、秦において出世の道を邁進するので
ある。

 その過程において、韓非子を謀殺した。

 かつて同じ師に学んだ韓非子が、自分よりもはるかに優れていることを
知っていたからである。

 韓非子は天下の大才ではあるが、訥弁でもあり、宮廷での遊泳術など持
たない人間であった。

 韓非子を失うことは、秦の国にとって損失ではあったが、しかし李斯の
力によって秦は天下を統一し得た。

 天下の統一という大事業でさえ、実は韓非子のような大才を必要として
はいないのである。李斯程度の能力で十分つとまることなのである。

 ここまでは、李斯の理論のとおりである。


 趙高と李斯


 始皇帝の死後、李斯は宦官の趙高に謀殺される。

 李斯の理屈で言えば、趙高こそが最も優れた「蔵のネズミ」だったとい
うことになる。

 しかし、やはり人間とネズミとでは、話が違った。

 ネズミは蔵で肥え太っていればいいが、人間は手に入れた政権を動かさ
ねばならない。日々、その手腕を問われるのである。

 李斯は韓非子には及ばずとも、天下を動かすことのできるぐらいの才覚
はあった。だからこそ、地位を欲したのである。

 しかし、趙高の場合、地位を欲することと、それを手に入れることにか
けては誰にも負けないものを持っているが、天下を裁量する能力は無に等
しい人物であった。

 当然の結果として、秦の天下は乱れ、群雄各地で決起し、項羽によって
秦は滅ぼされるのである。


 まとめ

 地位を得る能力と、得た地位にふさわしい仕事をする能力とは、必ずし
も同じではない。

 そして、人間はネズミと違って、得た地位にふさわしい仕事をするかど
うかを、問れるのである。

 そうであればこそ、東大を出た高級官僚が、酔っぱらいの浮浪者にさえ
馬鹿にされるような事態が起こるのだ。

 官僚たちは、大蔵のネズミになる能力においては、最高のものを持って
いたのであろう。

 しかし、そのことが、国家を動かすにたる能力や見識を持っているとい
うことを保証するのではないのである。

 さらに言うならば、一国の宰相や大統領でさえ、さほど大層な能力が求
められる訳ではない、ということである。

 天下を納めるのに、韓非子のような天才はいらない。李斯でさえも天下
統一をなし遂げたのである。すでに成立している国家を納めることぐらい、
たいして難しいことではないのである。

 誰でも、とまでは言わないが、少し頭のいい人間ならば、日本国の宰相
ぐらい勤まるものである。

 その程度の人物を宰相の地位に付けることさえできたならば、国家は安
泰である。

 ところが実際には、権力者にその程度の能力さえ期待することは難しい
のである。

 というのは、ここでいう能力とは、国家を運営する能力、いいかえれば
トップリーダーとしての見識のことだからである。

 そして、実際の政治家や官僚の間で必要とされる能力は、蔵のネズミに
なる能力だからである。

 多くの日本人は、受験競争の後遺症で、東大を出た官僚達は有能である
と思い込みがちである。なるほど、大蔵のネズミになる能力においては、
そのとうりだろう。

 しかし、それと天下国家を運営する力とは、別の能力なのである。


#268/300 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  02/ 2/23(Sat.)  22:11  ( 62)
指導者=国家     一久
★内容
指導者第一主義


 プラトンは言った。

「その国家が知性の高い国家であるかどうかは、その国の指導者の知性が
 高いかどうかできまる。知性ある国民が多いか少ないかできまるのでは
 ない」と。

 国家が諸外国から尊敬されるためには、まず指導者こそが尊敬に値する
人間でなければならない。 

ひとりひとりの国民の知的水準が高くても、国際的にはあまり評価されな
いのである。

 つまり、もし現在の日本という国が、国際的に名誉ある評価を受けてい
ないのであるとしたら、その責任のほとんどは、政治家や官僚、マスコミ
企業家等々の、指導層の言動に帰さなければならないのである。

ひとことで言えば、首相が馬鹿ならば、日本が馬鹿にされるのである。

 乃木大将はあれほどの無能にも関わらず、その立ち居振る舞いの高貴さ
によって、外人記者に神のごとくあがめられた。

 その乃木の教育を受けた昭和天皇は、マッカーサーから大きな敬意を払
われた。

 松山捕虜収容所における模範的な捕虜の扱いは、国際的に高く評価され
た。

 これらのことは、日本の国際的信用の構築に、大きく寄与したのである。

 すぐれたリーダーを政権の座につけることがいかに大事なことであるか、
これをみても明らかであろう。

_________________________________

しかし、である。

先に述べたように、政権に登る能力と、その地位にふさわしい働きをする
能力は、必ずしも同じではない。

 いや、どちらかと言えば、相反するとさえ言えるだろう。

 万人に尊敬を受けるような哲人は、あえて政官の修羅場などに足を踏み
入れることを好まない傾向がある。

 逆に、天下を動かす野心を持って政権にいどむ者は、いつのまにか高い
志や見識よりも、政官界での取引に心を奪われることになりやすい。

 天下の哲人でなくともよい。

 せめて、中の上程度の見識を持った人間を政権の座につける方法を模索
する必要がある。

 その程度の人間でも、十分、名宰相たりえるのである。

 国家を運営することは凡人でもできる。

 凡人程度の人間でさえ、国家の運営者の中に見つけることが難しいだけ
である。
  


#269/300 本会議場  市民の討論広場 メイン会場    *** コメント #266 ***
★タイトル (********)  02/ 2/24(Sun.)   1:35  (  4)
Re:266 面白いですね     源氏
★内容
是非HPを立ち上げてもらいたい。
国会議員のHPって結構あるみたいなんですが、田中真紀子さんのはなかったのかな?
検索したら分かるかもしれませんが。

官邸のMLは読んでますが、一度メールしてみたくなりましたよ、あの更迭の時は(笑い)

#270/300 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  02/ 2/24(Sun.)  22:40  ( 41)
管仲と韓非子     一久
★内容
古代中国における天才政治家の例


 天才でなくても、すぐれた政治はできる。 天下を統一することさえ、
さして難しいことではない。

 そうではあるが、天才が政権の座につくことも稀にはあり、それが成功
することも、ままある。

 戦国期中国においてその例を探すと、あるひとつの共通点を発見するこ
とになる。

 それは、身を捨てて天才を補佐する盟友の存在である。

 そして、その二人に対する君主の信頼である。

 このふたつが揃ってはじめて天才はその手腕を発揮することができる。

 管仲には鮑叔という友があり、垣公の信頼があった。

 鮑叔と垣公あっての管仲である。

 李斯は自分の才能を発揮する為に韓非子という天才を殺した。

 鮑叔は管仲という天才を生かす為に自分の栄達を捨てた。

 始皇帝はその非情のゆえに、韓非子と李斯を死に追いやり、

 垣公はその度量の大きさによって管仲も鮑叔も生かした。

 ________________________________

 現代社会の君主は、国民である。

 国民は度量と、正義を愛する心を持たねばならない。

 鮑叔か李斯に該る者は与野党の政治家である。

 さて、彼の人々は、李斯の術をなす者なのか、鮑叔の道を行く者なのか。


 

#271/300 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  02/ 2/26(Tue.)  22: 8  (109)
選挙の心理分析     一久
★内容
選挙する心理の分析


 選挙において投票するとき、いかなる心理で投票するのか。

 少しだけ考えてみよう。

 

 1、 自分の意見に近い者に投票する

 2、 国や自治体の政治を任せるに足る人物に投票する

 3、 自分が当選させたくない候補の、対立候補に投票する


 大きく分けて、この三種類だろう。


 さて、3は問題外として、問題は1と2の関係である。


 1と2は、同じであろうか。

 自分の意見に近い者は、自分にとって政治を任せるに足る相手
 だといえるであろうか。

 そういう場合も確かにあるかもしれない。

 しかし、そうでない場合も、数多くある。

 そして、選挙制度によっては、その弊害が大きくもなり小さく
 もなるのである。

 それについて述べる前に、少し考えてほしい。

 1と2と、どちらを基準に投票することが、国家や社会にとって
 より望ましいものなのかを。

 私の結論を言えば、当然、2のほうが望ましい。

 選挙の目的は、よりよい社会、よりよい政治を作ること、そのた
 めに有能な人物を選ぶことだろうからだ。

 自分の意見に近いかどうかということは、二の次、三の次の問題
 である。

 ひとことで言えば、自分と同じことを言う低俗な候補より、自分
 とことごとく意見を異にする高潔な候補に投票することもあり得
 るということである。

 自分の意見に近い候補のことを、代表にふさわしいと思いたいの
 は人情ではある。

 しかし、自分の意見が間違っている可能性は常にある。

 それだけを頼りに投票するということは、自分の意見を絶対化し
 ていることと同じである。

 自分と意見を異にする相手に投票できるということは、その相手
 が、異なる意見を持っている自分に対しても、聞く耳を持ってい
 るということである。

 そうでなければ、意見の違う相手に投票することなどできはしな
 い。

 そういう相手であればこそ、高潔な候補だと思えるのである。

______________________________

 選挙制度とからめてこの問題を考えると、次のような結論になる。

 小選挙区制度は、「2」を基準に選ぶことを強制する制度であり、

 比例代表制や中選挙区制度は「1」を基準に投票する制度である。

 「死票がでない」という比例代表制度の利点は、一見利点に見え
 るけれども、それはあくまでも「1」だけでみた場合である。

 死票がでないということは、実は、何物も決定していないという
 ことでもあるのだ。

 つまり、誰が為政者にふさわしいのか、という「2」からみた決
 定を、放棄したにすぎないと言えるのである。

 その結果、どういうことになるか。

 最もわかりやすい例は、ナチスの躍進である。

 比例代表制度であればこそ、ナチスは議席を伸ばすことができた。

 もしも、小選挙区制度であったならば、決してあれほどの議席を
 得ることはできなかったはずである。

 そうであれば、ヒットラーが首相に指名されることもなく、その
 後の恐怖選挙もなかったであろう。















#272/300 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  02/ 2/28(Thu.)  20:27  ( 55)
決戦投票制度について     一久
★内容
決戦投票制度について


 決選投票制度というものは、小選挙区制において、一回目の投票で
 第一位になった者と、第二位になったものとで、第二回目の選挙で
 一対一の決戦投票を行い、どちらにするかを選ぶという制度である。

 こうすることによって、死票を減らす効果がある、と言われている。

 「死票を減らす」病、ここに極まれり、か。

 そろそろ、「死票を減らす=善」という幻想に、疑いを持つべきで
 あると私は思うのだが。

 肝心なのは、よりよき選良を得ることなのであって、もしも死票を
 減らすことがその目的から遠ざかるものになる場合には、死票を減
 らせば善、という概念は修正されねばならないのである。

 決選投票制度の場合、40%の有権者から積極的な支持を得た第一
 回投票の第一位の候補が、「20%の積極的な支持」+「反第一候
 補の票40%」を得た第二位の候補に敗れる可能性があるのである。

 これが果たしてよいことであろうか。

 第二位の候補は、20%の積極的な支持しか持っていない。あとの
 40%は、彼を積極的に支持しない。

 これでは、この当選者の政治的な立場もまた軟弱なものにならざる
 を得まい。なにかする度に、非積極的な40%から物言いがつくで
 あろう。ましてや、組織票がそこに入り込んでいた場合には、露骨
 な干渉が行われることを防げない。

 それ以前に、20%しか積極的な支持を集められない人間と、40
 %の積極的な支持を集めることのできる人間と、はたしてどちらが
 選良としてふさわしいだろうか。 考えるまでもないことであろう。

 いや、候補者個人の能力云々よりも、もっと重大な問題がある。

 それは、この種の選挙制度は、野合をうながし、その結果、急進的
 な少数政党に力を持たせる危険がある、ということである。

 ナチスが40%の得票を集めることは困難であるが、20%ならば
 なんとかするかもしれない。

 そして、20%を獲得して決選投票に残りさえすれば、他の政党に
 条件闘争を仕掛けて支持を得、決選投票に勝つことも困難ではない。

 比例代表制度ほどではないが、同じ種類の危険が決選投票制度にも
 あるのである。
________________________________
 
 ここに述べたことは、前回の投票心理の分析でいえば、小選挙区制
 度には、「3」の条件が入り込む危険があり、特に、決選投票製を
 とるときには、その危険が最大となる、ということを意味する。

  

#273/300 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  02/ 3/ 1(Fri.)  15: 8  ( 64)
分業と非分業     一久
★内容
分業について


 比較優位に基づく分業によって、万民は豊かになりうる。

 ここでいう豊かさとは、労働の効率がいい、ということと、数多く
 の製品・サービスを手に入れることができるということである。

 つまり、先進国においては、一日八時間の労働で、それなりの家に
 住み、車を持つこともできるし、世界中の珍味を賞味することもで
 きるということである。

 これに対して、世の中には、一日に12時間以上働いても、人間ら
 しい生活のできない国もある。飢え死にの心配のある国さえある。

 しかしながら、この豊かな先進国の社会は、言い換えるならば金が
 なければ生きられない社会だということでもある。

 すべての財貨・サービスは貨幣を通じてつながっており、そうであ
 ればこそ、分業体制が成立するものだからである。

 そして、その金を得る手段は、自分が分業を担当している職の競争
 力が持続するかどうかにかかっている。

 このような状況においては、新たな参入者にたいして攻撃的になら
 ざるをえないのも当然である。

 ましてや、それが圧倒的に安い労働力を背景にした外国製品であっ
 た場合には。

 
 分業と協調は、確かに生産性を高めることができる。しかしそれは、
 人間に対して、貨幣への服従を強制するものでもある。

 ゆえに、分業の進んだ社会においては、全員が失業の恐怖に怯える
 ようになるのである。

 少しの労働で多くの商品を購入できる金を手に入れることはできて
 も、肝心の仕事がなければその「少しの金」が入ってこない。

 それが、分業の進んだ社会というものである。

 逆に、分業のほとんどない社会においては、そのような不安はない。

 腹が減れば漁をして、酒が欲しけりゃドブロクを作る。雨漏りがす
 れば屋根にのぼり、茶碗がなければ土をコネ、歌いたければ竹を叩
 く。

 このような生活には、失業の恐怖はない。 そのかわり、ぜいたく
 はできないし、時には生命の危険さえあろう。

 しかし、我々がこのような原始的な暮らしをみて、ときにその豊か
 さに感動するのは、なぜであろうか。

 それこそ、分業のもたらす「豊かさ」の対極にある「豊かさ」であ
 る。

 ひとことでいえば、金に支配されない、ということである。

 金に支配されないということは、他人に支配されないということで
 もある。

 市場という名の、他人に支配されない、ということである。



#274/300 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (ldk06054)  02/ 3/ 4(Mon.)   1:33  ( 29)
ゼネコンから外務省     KN
★内容
 先日、政治家系某ゼネコン関係の人の話が聞けた。政治
家系というのは、政治家の近親者という意味ですが。

 最近は、ゼネコンが悪の根元のように言われているが、
違う、とのこと。政治家の名前を出すとかえって問題にな
るとかで、表に出にくいのだそうで。

 おたくらの業界のほうが、○投げしても文句を言われな
いよ。と、うらやましがられる。たしかに窮屈そうだ。で
も、抜け道があるかもと、じっと聞いていた。上請けの仕
組みなどもあるそうだが、経理的に、表に出るそうで、そ
の道のプロでないと、不正か否かは分からない。こんなこ
とは、どの業界にもありそうだ。

 電算システムでも、印象の良い仕事に見えて、実は、と
いうことがある。パソコンのLANシステムで充分なのに、
大型機を導入するなど、ちょっと首をかしげることがある。
医師にしても、やぶか否かは、わかりにくい。これは、僧
侶にも言えよう。

 ゼネコンも、一般の業種と同じようになってきたのかと
いう感じがする。

 残る聖域は、外務省だったのかということで、宗男氏の
ことを見てしまっている。着眼はいいのだ。政治的な着眼
に使ってくれれば問題はない。でも、残念ながら、プリオ
ン政治家かな?。脳の悪い部分に、脳血栓でも起こしてく
れれば、役に立つ。役に立ちまっせ。



#275/300 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (ldk06054)  02/ 3/17(Sun.)  14:10  ( 37)
天地神明に誓った潔白     KN
★内容
 議員辞職が適当と思ってたけど、涙の離島になりましたな。
いずれにしても、次の選挙で、落選議員が当選することはな
いだろう。

 加藤氏の離党は、他の同レベルの議員さんは、もっと酷い
だろうなという感じだ。亀井氏などは、宗男と同じレベルと
思っているが、表に出ない。

 公明殿への働きかけの違いかな?。

 早坂氏が、月刊誌で、公明党の幹部が紙封筒の何かをもら
って帰る・・・云々と、言われていたが、ちょっとした会合
でも1本くらいは常識であるまいか。こそこそと持ち帰る姿
を想像してしまうのだが・・・。他人のことが言えるのかな?
池田さんは、この、おばかな弟子達をどう見ているんだろう。



 天地神明に誓って潔白というのも、言葉の遊びがいいとこ
かな?。天地神明に誓って潔白なら、役職を退きませんが、
潔白の証明。うそをついているがついてないという構図は、
小ウソで、見苦しい。

 まともなら、役職は退かないというのが正しい。

 でも、もう、集金力はなくなる。虎の衣ははがされた。








 




#276/300 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (ldk06054)  02/ 4/ 7(Sun.)  20: 1  ( 16)
金を使った景気回復     KN
★内容
 久しぶりに、野中幹事長がTVで、金を使わないで景気
回復はできないと、言われていた。それも一理ある。

 カルロスゴーン氏が、日産の社長に就任してから株価が
上がり始めたが、日本の社長も、現実的なプランを出せれ
ば景気は底を打って良くなり始める。何かそれなりの現実
的なプランは、麻生政調会長のほうが心得ているような気
がする。

 日本の株価が上がることが、政策の現実性を計るバロメー
タで、下がるというのは、現実味がないということだ。3
0腸炎で自らを縛ってしまった。ホントの話は、総理にな
れるとは思っておらず、赤字国債増発路線の反対を言って
みただけかもしれない。国民にとっては、不幸な話だよ。




#277/300 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  02/ 4/19(Fri.)  19:53  ( 30)
パレスチナ情勢     S1
★内容

 ロビーでも話題になっていますが、深刻な話なのでこちらに立てます。

 掲示板「njd政治討論」に次のような書き込みがありました。

「アメリカがイスラエルを非難できるわけがない。なぜならまったく同じことを
 アフガンでやっているからだ。」

 掲示板の論調としては、イスラエル(およびアメリカ)非難の声が多く、先が
読めない、との声もありました。

 自爆テロをされたから報復として軍事攻撃をする。
 その点では、両者に違いはない。
(無論、自爆テロを招きいれたきっかけをつくったことも事実だろうが)

 私が気になるのは、米国同時多発テロ→アフガン報復攻撃のときは世の論調の
大半が米国支持だったのに対し、今はイスラエル非難一色に近いということ。

 イスラエルの肩を持つわけではないけれど、イスラエルの強硬姿勢も、世界各
地でさげすまれ虐げられた国のない民族が身に付けた悲しい処世術と考えると、
一方的に非難することが私にはできません。

 地理的状況をみても、人口比でみても、イスラエルが軍事的に大幅に譲歩すれ
ば、アラブ世界はきっとイスラエルという国そのものをつぶしにかかるだろうし、
そしてそれは間違いなく達成されるでしょう。過去数回の中東戦争をみても、戦
争を仕掛けたのはアラブ側だし(強引に国を作った等の経緯はもちろんあるが)、
彼らの主張の根幹はイスラエルの否定であって、共存共栄の道ではなかったこと
も事実でしょう。

 誤解のないように言っておきますが、だから罪もない民間人を虐殺していいと
は思ってはいません。

[ コメント数 2 読む(F277) ]

#278/300 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (ldk06054)  02/ 4/19(Fri.)  20:55  ( 34)
うーむ、そして誰もいなくなる     KN
★内容
 参議院の議長さんも辞職したし、これなら皆辞職だな。

 真紀子氏は、隗より始めよと頑張っても実体はみえるし
なあ。

 田舎の「角栄の食卓」という、オーナー真紀子氏の店で
は、食券で食べる仕組みになっている。金銭的な問題は出
ないだろうけど、こういう透明さというのは、現場の責任
者を信じてない冷たさを感じる。券売機が故障しても知ら
んぷりの店員になるわけさ。これは、某共産主義の国みた
いではないかな?。従業員の気持ちが分からないんだよ。
きっと秘書も、券売機で管理される空しさがあるんじゃな
いか?。

 前回の新潟の知事選でも、応援に来ると待っていた陣営
に結局来なかった。安直に勝ち組みに乗ってしまったわけ
だが、期待してた真紀子支持層も冷めてしまったな。あと
数回以内で落選する事になるだろうて。夫もほうもね。


 しかし、宗男はねばるわ。・・・思い出すのは、三浦和
義、林ますみ?、あと松本地図尾かな?。いわゆる逆告訴
というやつかな。獄中で、マスコミ相手に名誉毀損だとか
で訴える輩。似たような粘りがある。似たようなことやっ
ていたのでは?。











#279/300 本会議場  市民の討論広場 メイン会場    *** コメント #277 ***
★タイトル (yoshiko-)  02/ 4/19(Fri.)  23:22  (  7)
Re:277     レモン
★内容
戦争なら誰がなんでやるのか、やめさせるにはどうするか、の責任と対処方がある。

テロはもぐら叩きのように次々出てくるので、話し合いや解決がない。

一概にイスラエルが悪いとは思えないのはそこの所だと思う。

もし、日本でテロが起こったら、(オームがそうだった)国家をあげてその元を
潰す以外にないだろう。

#280/300 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  02/ 4/20(Sat.)   6:52  ( 33)
世界屈指のメガバンクの失態     S1
★内容

 あきれるほど報道されてるみずほグループの不祥事だが…。

 要は三行のシステム統合が完全でないまま合併したためのよ
うだ。
 第一勧銀は富士通、富士はIBM、興銀は日立のシステムを
使っていて、三行とも自分らのをメインにしようと主導権争い
をしたという。行内のSEたちは、とても4月には間に合わな
いと上層部に何度も訴えたそうだが、経営陣からは「世界に冠
たるメガバンクたるわがみずほが、予定通り発足できないでは
沽券に関わる。なんとしても間に合わせるように。」と指示を
出したとか。

 加えて、初めのうちは外注のSEを使っていたが、社内秘に
かかわる部分になってくると、外部流出を恐れて作業を行内の
SEに切り替えていったという。
 この辺はわからなくもないが、行内SEといっても銀行員だ
から大半が文系SEなわけで、どうしたって専門のSEに比べ
れば数段劣る。

 で、結局、4月からのスタートでシステムが満足に動かない
となるやその穴埋めを「人力」でやろうとして、二重引き落と
しなどの二次災害に発展していったわけだ。

 げに恐ろしきは高度コンピュータ社会かな。
 コンピュータがダメになりゃみーんなわやくちゃ。
 経営陣は、いざとなりゃ人力でやれば何とかなると考えてい
たのだろうか。
 銀行救済で、いったい何十兆の税金がつぎ込まれたと思って
いるのか!
 




#281/300 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  02/ 4/20(Sat.)  21:19  (  7)
パレスチナ情勢(2)     S1
★内容

 冷戦時代は、イスラエルがアラブ人の領域を不当占拠
していても今ほど非難をあびてなかったのではないか。

 パレスチナ・アラブの後ろにソ連のいることが見え見
えだったから。

 敵の敵は味方ってか。

#282/300 本会議場  市民の討論広場 メイン会場    *** コメント #277 ***
★タイトル (********)  02/ 4/21(Sun.)  22:54  ( 17)
Re:277 協定があったのでは?     一久
★内容

たしかに以前はイスラム諸国との間で戦争がありましたが、

その後、イスラム側の譲歩、つまり、イスラエルの承認でけりが
ついたはずですが。

ただ、その協定をイスラエル側が認めない。

パレスティナからの撤退に応じない。

それが現在の姿である、というのが私の知るかぎりのところです。

ということで、イスラエルが引き下がっても、もはや、国家を抹殺
される恐れはないのです。

そのような、協定(かなんかしらないが)の話は出ていないのでしょうか?
新聞にも載っていることですが・・・


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#283/300 本会議場  市民の討論広場 メイン会場    *** コメント #282 ***
★タイトル (********)  02/ 4/22(Mon.)  21:27  ( 14)
Re:282     S1
★内容

 私も細かいことまできちんと調べずに勢いで書くことが多いので、
こういうご指摘は大変にありがたいです。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 一久さんのおっしゃる協定というのは、アラブ諸国すべての合意
のものではなかったと思います。(このへん私のほうでも時間をみ
て調べてみます。)エジプトとかごく一部の国だけではなかったで
しょうか。

 それと、そんな協定をだしてきたのも、”イスラエル手ごわいぞ
へたすりゃこっちのダメージ大きいぞ”ということがわかったから
であって、私がイスラエル人だったらおいそれと信用して軍備縮小
するなどとうてい考えないでしょうね。

#284/300 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  02/ 4/23(Tue.)  22:11  ( 29)
中東戦争     一久
★内容
中東戦争

 すべてアラブ側から攻めた、というのは誤りであるようです。

 一次 : イスラエルの独立宣言を受けて、アラブ諸国が攻め込んだ。

       しかしこれは、どっちがどっち、ということはできまい。

 二次 : スエズ運河の利権をめぐって英仏イスラエルとエジプトがぶつかった

       これは英・仏・イスラエルから攻撃をしています。

 三次 : イスラエルの航空機による奇襲作戦で開戦。 真珠湾以来の大戦果
       をあげ、「6日戦争」と言われる。

 四次 : エジプトがイスラエルに侵攻。

       アラブ側が一応の勝利を得た。しかし、これ以後エジプトはイスラエル
       との単独講和を試み、イスラエル承認への契機となった。

 __________________________________

 ということで、第四次以外、明白にアラブ側から仕掛けたといえるものはない。

 もちろん、テロだの経済封鎖だのといった、開戦を誘発した原因はあったが、
 それをもってアラブ側が仕掛けたのだということにしたら、では真珠湾はどう
 なるのだ、ということになってしまうだろう。

                (マイクロソフト・エンカルタ百科事典で調べたもの)


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#285/300 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  02/ 4/23(Tue.)  22:12  ( 77)
イスラムを知ると・・・・     一久
★内容
パレスティナ問題

 PLOについて

 PLOというと、なにか危ないもののような印象があったけれども、エンカルタ
 で調べてみると、かなりちがったものであるようだ。


 「PLOの政治的目標は、「パレスティナ国民憲章」に明記されているように、
  シオニストによってうばわれたパレスティナ地域に独立国家を建設するこ
  とであり、この国家はイスラム教徒・キリスト教徒・ユダヤ教徒の間で差別
  のない世俗的で民主的なものでなければならないとされた。」

 とあるように、ユダヤ教徒をも排除しないことを前提にしているのである。

 そんなものは、口先だけのことだ、というかもしれない。

 しかし、イスラム教国におけるユダヤ教徒・キリスト教徒に対する待遇は、
 歴史的にみて、まさにそのとおりのものであった。

 (参照 : 「日本人のためのイスラム原論」  小室直樹 著
                      SIさんも読書会に参加しませんか?)

 PLOの政治目標は、イスラム教の国においては、歴史的な現実であった。

 イスラムにおいては、他宗を迫害しない。宗教を強制しないのだ。とくに、
 ユダヤ教とキリスト教には寛容であった。

 さて、このことを念頭におくと、「アラブ諸国がイスラエルを滅亡させようとして
 いる」という認識も、かなりちがった意味を持つようになってくる。

 すなわち、たとえアラブがイスラエルを滅亡させたとしても、旧イスラエルの
 国民が、宗教ゆえに迫害されることはあり得ないのである。

 イスラエルという国は許せないが、ユダヤ教徒は許せる、というのがイスラム
 の考え方なのである。 この点、欧米や日本とはまるで異なっている。

 そして、イスラエルとも全く異なっている。

 イスラエルは、国を守るために懸命であるが、その国の内外において、パレ
 スティナの人々を虐待している。

 「国が敗れれば、国民は虐待される」イスラエルも欧米も日本も、この点に
 おいて同じ感覚を持っている。

 しかしそれは、アラブやイスラムの感覚とは全くちがうものなのである。

 我々日本人は、欧米ナイズドされた感覚で「国を滅ぼそうなんて凶悪な」
 と思ってしまうけれども、イスラムにおいては、国を滅ぼすこと=その国民
 を虐待すること、ではない。

 極論すれば、イスラエルは国を放棄したほうが、イスラエルのユダヤ人は
 幸福になれる可能性が強いのである。

 _______________________________

 イスラエルという国家を放棄し、PLOをもとにイスラム主導の国をつくり、
 ユダヤ人はその中で近代社会を築く。

 これが、イスラムにとってもユダヤにとっても、一番よい解決法であるよ
 うに思える。

 しかしこれは、欧米の価値観からは絶対に生まれてこない発想だろう。

 十字軍はエルサレムの開放を目標としていたが、そのエルサレムでは
 イスラムの支配のもと、ユダヤ教徒もキリスト教徒も平穏無事に暮らし
 ていたのである。

 そのことを認めない欧米の指導者には、PLOのもとでユダヤ人が平穏
 に暮らせるという未来を信じることができないのである。

 なんとなれば、彼ら欧米キリスト教徒自身が、彼らの国家のもとでユダヤ
 人を迫害し続けてきたのだからだ。

 人は自分を基準にしてしか、他人のことを計れないのである。




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