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#2855/2900 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  10/ 1/ 2(Sat.)  20:43  ( 58)
経済放談     一久
★内容

 価格低下と株価と景気の関係について


 ある企業が生産性を向上させて、商品の価格を下げることに成功したとしよう。
 それによって、人員削減がおこるかもしれない。

 しかし、商品をより安く供給できるようになったということは、その企業の
 ”製造装置”としての価値が高くなったということを意味する。

 その”高くなった価値”を評価するものこそが、株価である。そして、株価が
 上がれば、企業の資産価値は増す。信用増大が起こり、そのぶんだけ景気が良く
 なる。

 その結果、その企業で削減された元従業員もまた、他の企業での再就職が可能
 になる。

 しかし、もしも、生産性が向上したにも係わらず、株価が上昇しなければどう
 なるであろうか。今の日本がまさにそれである。逆に、バブル時代の日本に
 おいては、生産性の向上以上の株価の上昇が起こった。ゆえに、加熱景気によ
 る労働力不足を招いた。

 そう、景気が良くなるか悪くなるかは、生産性の向上による余剰労働力を吸収
 するだけの信用増大があるかどうかで決まる。

 信用増大が足りなければ不景気となり、多すぎれば加熱景気となる。

 しかし、株価は生産性の向上と必ずしも関係してはいない。

 市場の空気や、製品の需要による思惑のほうがはるかに大きな影響を受ける。
 例えば、100円のものが50円になったとて、さほど売れまい。が、100万円
 のものが50万円になれば、売り上げ増大を期待できる。

 高くて買えなかった物、を安くできるようになった企業の株は上がるが、1円
 でもいらない、というような商品を0.1円に出来たからといって、評価する
 者はいまい。

 市場の空気というものはさらにタチが悪い。バブル崩壊後の日本の株式市場の
 空気は、常に生産性の向上を下回っている。ゆえに、景気の回復はない。
 企業が努力すればするほど、そのズレは大きくなっていく。


 見るべきは生産性の向上


 景気の動向は、生産性の向上と信用増大との関係で決まる。

 逆に言えば、生産性が向上しているにも係わらず、失業者が増えたり、所得が
 減っているとすれば、それは信用増大が追いついていないということである。

 本来、株価の上昇によってなされるべき調整ができていないのだ。

 ゆえに、財政出動による、量的緩和が必要なのである。

 


 
 

#2856/2900 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  10/ 1/ 3(Sun.)   9:50  ( 38)
角が伸びすぎた牛     KN
★内容
 この不況に、親を介護のために退職するも、介護と並行してできる仕事は
無いという。この世の地獄に陥ってしまう。

 戦前までは、大家族が多く、老人の世話は多くの家族がやっており、
パニックに陥ることは少なかったのではあるまいか。今の核家族では、
祖父祖母のしつけが伝わらず、子の出来が悪く、家庭内暴力などという
悪しき淘汰が現れた。霊長類の家族は、大家族でないと、子孫を残すこと
さえ難しくなるのではあるまいか。昔からの伝統を壊す場合は、別の問題
が出てくる。

 企業でも、国の根幹を壊すような動きが見られる。経済性だけを追求した
結果は、国力の衰退を生む。情報処理業界は、大手と言われるIT会社は、
人の構成が砂時計のようになっており、35歳がその分岐点であるという。
IT業界に夢を持って入ってきた若者を、夜中の3時まで働かせ、その残業代で
倍の売上を上げれば、残業しないくていいベテランに任せるより、儲かる。

 若者の首切り役をやれる管理者は、重宝されて生き残るだろうが、昔の
野麦峠のような状況だ。確実に開発力、技術力が落ちている。新3Kの業界を
目指す子はいなくなる。仕事が海外に流れていき、IT会社も35歳の技術者
並みの扱いを受けることだろう。

 家庭も、企業も角が伸びすぎて、自らに刺さってくるのが分からないのだ。

 国は、ロシアのバルチック艦隊を壊滅させた敵前回頭戦略をやるような
時間がかかり、待たされる危険があるが、それをやっても昔の良き伝統は戻す
方向に持っていかないと、さらに危ない。


 鳩山総理は、多くの人の話を聞かれる。これは、政治家としてとても大事なこと。
実行力云々と言われるが、実行力のある政治家を使いこなせば良いのだ。人の意見
を幅広く聞く資質を生かし、祖父の一郎氏のように日本の基盤を固めていただければ
政治家としての役目を果たしたと言える。

 コイズミ氏のように、マスコミ受けする話をしても、GDP成長0では、
話にならないのだ。

 今は、経済苦境を脱出できる政治家が前面に出てきて欲しいところだ。



#2857/2900 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  10/ 1/ 3(Sun.)  21:17  ( 35)
政治家にとって「他人の意見をよく聞く」ということは     一久
★内容

 【個人的に聞く、社会的に聞く】


 政治家にとって、他人の意見を良く聞く、ということは、単に物理的・個人的
 に話を聞くということではない。

 聞いた事を生かし、実行し、あるいは反論することによって、その意見を世間
 に知らしめることが、政治家にとって「話を聞く」ということである。

 単に、個人的に話を聞いただけでは、聞いたことにはならない。

 分かりやすい例で言えば、ラジオ番組のパーソナリティのことを思い浮かべれ
 ばよい。視聴者から送られてきたハガキを、ラジオ番組の中で読み、電波に流
 して初めて、「読んでもらった」ことになる。

 司会者が、楽屋で一人でハガキを呼んで大笑いしていたとしても、それだけで
 は社会的には読んだことにはならないのだ。個人的には読んだことになるけれ
 ども。

 同様に、政治家もまた、自身の持つ発信機能に載せないのであれば、聞いたこ
 とにはならないのである。

 そして、政治家の発信機能とは、実行であるのだから、実行力が無いというこ
 とはイコール、他人の意見を聞いていない、ということなのである。

 項羽は、礼儀正しく他人の意見を聞いたが、なかなか採用しなかった。

 劉邦は、無作法な態度でしか他人の意見を聞けなかったが、よくこれを採用した。

 韓信は、「項羽の仁は婦女子の仁、項羽の勇は匹夫の勇」とこれを評した。

 鳩山氏の仁は、婦女子の仁、小沢氏の勇は匹夫の勇。

 


#2858/2900 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  10/ 1/ 9(Sat.)  20:17  (  7)
久しぶりの加藤紘一氏のサイト     一久
★内容

久しぶりに、加藤氏の掲示板を覗いてみようと思っていったら、
どうもなくなっているようだ・・

先駆的な試みであったが、時代に逆行する後退となってしまった・・

野党になったこれからこそ、有意義なものになるはずだったのに。


[ コメント数 1 読む(F2858) ]

#2859/2900 本会議場  市民の討論広場 メイン会場    *** コメント #2858 ***
★タイトル (********)  10/ 1/10(Sun.)  19:31  (  2)
Re:2858 加藤紘一氏のサイト     KN
★内容
加藤紘一氏の正式サイト

 ttp://www.katokoichi.org/videomsg/index.html

#2860/2900 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  10/ 1/12(Tue.)  20:20  ( 19)
どこがマシなんだろう・・・     一久
★内容

【それでも、自民党政権よりマシ】

 最近の民主党の体たらくをみて、なお民主党支持者が言う決めセリフ
 であるが、はて、どこが自民党よりもマシなのであろうか・・?

 少なくとも、自民党政権下であったならば、総裁降ろし、幹事長降ろし
 の嵐が吹き上がっているはずであるが・・

 それこそが、政党内民主主義であり、政党の自浄作用である。

 小沢さんが怖くてなにも言えない、その小沢さんが持たせている鳩山首相
 にも苦言のひとつも出来ない。これでは、民主主義でも自由主義でもない。
 リベラリズムのカケラもない、と言わねばなるまい。

 民主主義とは、民が自由に発言できるということである。自由な発言は、
 自浄作用の為に必要なものである。逆から言えば、民主主義の無い政党には
 自浄作用は期待できないということである。今の小沢民主党のように。



#2861/2900 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  10/ 1/13(Wed.)  18:35  ( 15)
デフレに沈む民主     KN
★内容
 政権交代はしたが、コイズミ政治以降の後遺症が残ってGDP成長が
0のままでは、対策を示そうとするも点火はまだで、寒いままだ。

 政権交代させるための方策で、日銀総裁選びも反対してたけど、本当に今の
日本にプラスだったのだろうか。

 小沢氏は、選挙と金しか角さんから学ばなかったらしい。人の使い方が
粗く感じられる。渡辺善美氏は、首班指名で鳩山氏に投票したのだから、
与党に加えて、経済政策と霞ヶ関改革をやらせても良かったのではあるまいか。
鳩山総理と、菅さんは、今の日本をどうして良いのか分からないと、三宅
評論家が言われていたが、当たっているように思える。

 誰がやっても、コイズミから麻生までの失政を救うのは難しいとは思うが、
渡辺善美氏のみんなの党は、社民と同じ得票をしたのだ。与党に入れれば、
社民の呪縛からも解放されるし、この難局を救う道筋を示してくれよう。


#2862/2900 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  10/ 1/14(Thu.)   8:10  ( 59)
理想の介護     KN
★内容
 母親が介護される状況に近づいており、デイサービスなどを
見聞きすることが多く、日本の良さが壊された象徴的なことだと
思い至っている。

 青森の有名な霊感を持たれた方の本を読んでいて、理想の介護を
した家族のことを知った。
 親の介護で苦しむ一般の家族の相談は多く受けているそうだ。
問題は、体の自由が利かなくなり下の世話をする段階に入って、
介護者と被介護者の間が修羅場となり、地獄の状態に陥るという
ことが殆ど。

 そこで、まれに理想的な介護をしている家庭で、その状況を聞いて
みた話をされるわけだ。しっかりとした親子関係であり、親子の情が
通じており、子は親を思い、寝たきりで孤独にならぬよう祖母は、
居間にいてもらい、家族と会話が簡単にでき、しかも、外の景色が
見えるようにする。そして、祖父、息子、その兄弟達が、役割を分担し
得意分野で懸命に介護する。話し相手になる者、食事作りが上手な者は
それを分担する。・・・祖父や、息子達は、自らが介護される場合の
ことを考えるから出来ることだろう。負担を分担し、修羅場が生じない
介護がそこにある。

 戦前から、戦後のある時期までは、3世代同居家族が自然に持っていた
機能である。戦後に入ってきた核家族という考え方は、その時は良いのだが
老いた時の在り方までは考えておらず、場合によっては、地獄に落ちて
しまうのだ。

 長い年月かけて出来てきた伝統を壊してしまった”つけ”であろう。

 今の適齢期の女性は、相手に求めるものは、三高+ばば抜きとか、
とても条件が多いのだそうだ。最近の流行としては肉食系がつくのであろう。

 スピード離婚、老いは地獄。大事なものが見えないらしい。野鳥の子育て
ですら、子が餌を捕れるようにして、子別れするのに、将来、地獄に落ちる
ような生き方しか伝えられないとはどういうことだろう。


 産業界でも同様。製造業の派遣で起きた派遣切りの結果、多くのホームレス
の発生。情報処理業界は、階層構造の派遣切りで成り立っているが、中抜きで
末端では半分の金額。介護業界でも、構造は全く同じ。25万ほどの金額が、
介護者には半分以下。手取り13万とか聞く。民主政権でも、介護者の手取りを
3万増やすとか言ってみても、中間搾取業者が様々な理由をつけて、食べてしまう
のだ。末端では怨嗟の声が上がっている。政治的な理想は、簡単に言えるが、
実現する難しさ。政治がみんなの党を中心にして政権交代が起きることに
なるかもしれない。

 風が吹けば桶屋が儲かる。家族制度が壊れてしまえば、介護業者が儲かるって
構図になる。不況だから、いくらでも人が集まる。介護にも男不要、35歳まで
という業者も出てきたそうな。情報処理業界と同じ構造だ。

 さて、どこを直せば良いのか?。家庭内も、産業界も地獄だ。最終的に誰も
幸せにしない。

 アメリカの新聞業界では、敏腕記者がリストラ対象になったそうだが、こういう
信じられない状況がある。コイズミタケナカ路線の結末か。政治的介護業者としては
コイズミの下の世話は一番嫌だろうなあ。情が無い政治家では介護する甲斐もない。
舛添が、母親の介護は嫁に任してあると、言っていたが、理想の介護からみたら、
遠く及ばない。学者政治家を辞め、自らも参加したなら合格。ましてや、コイズミの
下の世話などやれるわけない。今の政治はコイズミタケナカの下の世話だ。



#2863/2900 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  10/ 1/15(Fri.)  21: 7  ( 44)
日本の針路     一久
★内容

【まず進路を定めよ】

 明治期には文明開化、戦後は経済発展、というように明確な目標が
 あった。間近くは、森総理のIT革命があった。

 とくにIT革命は具体性に富んでいて、これによってそれまで遅れ
 ていた日本の通信インフラは飛躍的に改善し、世界一早くて安い
 インターネット環境を作ることができた。

 これらにくらべて、現民主党のそれは、北朝鮮のスローガンのような
 具体性のないものか、子供手当てのような「ハテナ?」な矮小なもの
 かしかない。

 もっと、具体的かつ大風呂敷な政策を示さなければならない。


【具体案】

 2050年までに、すべての労働を自律型ロボットで行い、働かなく
 ても裕福な暮らしができる世界を作ることを目指す。

 労働も介護も開発も、すべてロボットがやる。人間は、要望を提出す
 ることだけが仕事となる。

 ロボットのエネルギー源の開発も同時に進め、核融合等による無制限
 のエネルギーを得るべく努力する。

 これらの政策実現のために、年間1兆円づつ、つまり、二兆円掛ける
 50年で、100兆円の投資を行う。

 その原資は、赤字国債でよい。

 五十年後、それ以後の国民は、ロボットと核融合による利益を、永久
 に享受し続けるのであるから。

 さらには、このロボットと核融合のエネルギーをもって、海外援助を
 行おう。世界中の荒野を開拓し、人類を救おう。日本は救世主の国と
 なる。

 これこそが、友愛というものだ。





#2864/2900 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  10/ 1/17(Sun.)   7: 9  ( 29)
ファシストは何でも言う。民主主義を守れ、とも。     一久
★内容

【検察とファシズムの戦い】


 検察の横暴から民主主義を守れと、ファシスト政権の親玉氏がのたまう。

 なるほど、検察が主導する形は良いものではない。しかしながら、では
 民主主義を守るとはどういうことか。

 それは、政党内に調査チームを立ち上げて、小沢氏近辺を徹底的に洗い
 だし、結果無実を証明することである。

 すなわち、民主党の自浄能力を示すことに他ならない。

 ところがどういう訳か、党大会においても、首相の言においても、その
 ようなものは聞かれなかった。

 ただ、小沢氏の言うことに唯々諾々と従うのみ。つまり、民主党自身が
 ファシズムの政党であると自ら証明してみせたようなものだ。

 民主主義の政党であれば、絶対にこのようなことにはならない。例えば、
 アメリカの民主党や共和党ならば、政党内に必ず調査チームを作れとい
 う声が上がるはずである。

 ちなみに、調査チームの信頼性を高める為に、野党の人員もチームに加
 わってもらうことが望ましい。自民党の議員も加えることで、手前味噌
 という悪評を消し去ることができる。本当にやましくないのならば、で
 きるはずだ。



#2865/2900 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  10/ 1/19(Tue.)  19:58  ( 36)
太った爺さんはいない・・か?     一久
★内容

【正月のTV番組で】

 寿命を診断するとかいう番組の中で、太ったタレントが、

 「太った爺さんというのは見かけない」

 と言って、自分の余命を心配していた。まわりも、そういえば、そうだ、
 やはり、太った人は早死にするのだろうか、という雰囲気になっていた。

 しかし、その翌日、別のTV番組に、「太った爺さん」が出てきた。

 かつてのNHK名物アナ(司会者?)鈴木ケンジ氏である。

 定年退職してからずいぶんたつので、立派な老人であるはずだが、昔と
 変わらぬ健在ぶりであった。

 その姿を見て、太った爺さんを見ない「謎」が解けた気がした。

 つまり、太っている老人は、「お爺さん」には見えないのだ。

 そういえば、カーネル・サンダースも、白髪の老人であるのに「おじさん」
 であって、「お爺さん」ではない。太った老人で「お爺さん」と呼ばれて
 いるのは、サンタクロースぐらいではないだろうか。

 そのサンタクロースも、お爺さんでありながら、若者よりも元気にソリを走ら
 せている。

 そう、太った老人は、「おじさん」なのだ。「お爺さん」ではないのだ。

 そこで、街で出会う太った「おじさん」の頭髪を良く観察してみると、
 ほとんど白髪という「おじさん」に結構出会うことに気が付く。

 「太ったお爺さんを見かけない」のではない。見ているのだが、お爺さん
 には見えず、「太ったおじさん」だと思っているだけなのだった。



#2866/2900 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  10/ 1/25(Mon.)  20:27  ( 36)
「民主党にして当然だよ」     一久
★内容

 いまさらにして、民主党の党内自浄能力の有無、すなわち、党内批判勢力
 が声を出せない状況についての懸念がマスコミからも出されるようになっ
 たが、そんなことは2009年の選挙前から分かっていたことだ。

 分かっていながら、それを大きな問題だと認識せず、政権交代という華美
 な名前を追い、そこになにがしかの価値があるかのような錯覚を国民に与
 え続けたのがマスコミである。

 今なお、政権交代それ自体に意義があったかのごとく、洗脳されている国
 民も少なくないようである。

 民主主義における政権交代とは、よりマシな政党内民主主義を持っている
 と思われる政党への政権交代だなければ意味がない。

 党内に民主主義がない政党への政権交代は、民主主義の自殺を意味する。
 そのような政党に投票するということは、

   「民主主義なんてもういりません」

 と言っているのと同じことである。

 自民党の政党内民主主義もまた、確固たるものではない。擬似民主主義と
 でもいうレベルでしかない。今なお、党内民主主義の確かさをもって民主
 党と闘う意思を示さないことからもそれは分かる。

 だが、民主党にはそれすらもない。そしてマスコミをそれを知りながらも
 問題としない。これこそがなによりも重要な問題であるのにだ。

 そして国民の多くは、そんな問題があることさえ認識していないのではな
 いか。そして、自ら民主主義を殺す結果になることに思い至ることもなし
 に、民主主義なき民主党に投票するのである。

 民主党に政党内民主主義がない以上、その内閣がファシズム的性格を帯び
 ることは当然のことなのである。



#2867/2900 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  10/ 1/27(Wed.)   7:10  ( 28)
小沢独裁は当然の結果     一久
★内容

【国民は独裁を望んだ】

 政党内民主主義の有無を問わず、明らかにそれを持たない民主党を
 選挙で選んだということは、国民が独裁政治を望んだということに
 他ならない。

 ゆえに、今の小沢独裁体制は、国民の意思である。

 それに対して、自民党もまた、マスゾエ氏を中心として、小沢以上
 の独裁体制を敷き、対抗しようとしているようだが、全く、噴飯も
 のと言わねばならない。

 それでは、「より強力な独裁政党はどっちか」を選ぶことが選挙だ
 ということになってしまう。どちらが勝っても、独裁政権しか生ま
 れないのだ。

 「よりましな民主主義を実現しているのはどちらか」という視点で
 選挙されるのが民主主義である。それえあればこそ、どちらが勝っ
 ても、民主主義の政権となりえるのだ。

 より強力な独裁政党を選ぶという仕方は、ナチス以前のワイマール
 国家のそれと同じである。そしてその仕方は、徹底して競争相手を
 排除したナチスによって決着を見たのであった。

 マスゾエ氏らの対応は、ナチスを呼び込む亡国の論である。


 

#2868/2900 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  10/ 1/28(Thu.)  20:41  ( 72)
【政治】     一久
★内容

【政治とは】

 政治の目的は、より良い社会の構築である。

 より良い社会を構築することによって、個人もまた安全快適な暮らしを
 手に入れることができるということを人間は知ったからである。

 言い換えれば、個人が最も安全快適に生きられる社会を作ることこそが
 政治の目的だということもできる。

 人間は社会的動物だ、といわれるゆえんであろう。


【より良い社会を築くには】

 より良い社会を築くにはどうすれば良いか?

 それは、広く意見を聞き、新良なるものを取り入れながらも、旧善なる
 ものを残し、誤った政策があればすみやかに改めることである。

 そしてなによりも、より良い社会、より崇高な真理・真実とは何かを探
 究し、実現する努力を怠らないことである。

 同時に、現実に合わせて無理のない仕方・速度でこれをやることである。
 あくまでも、社会に住まう人々の幸福が目的なのであるからだ。

 これを、明徳・新民・至善という。



【意見を聞くには】

 では、広く意見を聞きくにはどうすればよいか?

 古今東西、ここで人々の考えが分かれるのである。

 くだらない意見を声高に主張する人、無責任なことを言う人、学識や経
 験もないのに勝手なことを言う人、故意に不当な意見を述べる人、これ
 らの人々をどう処遇するのかということについて、である。

 近代民主主義以前、これらの人々を、なんらかの方法で排除することが
 正しいとされてきた。現代でも、この考えに無意識下では賛同している
 人も少なくあるまい。

 しかし、その排除によって、実は正しい意見や斬新なアイディアの持ち
 主までもが排除されることは、しばしば起こったことなのである。

 否、滅びた多くの国家や社会は、真の賢者を排除し、世渡りの上手な愚
 者を重用することによって衰退したのである。

 ゆえに一国の興亡は、最高権力者の賢愚に左右された。賢帝は賢者の意
 見を理解することができるが、愚帝は耳甘の声しか聞こうとしないから
 である。それが近代民主主義以前の世界であった。

 この問題を解決したのが、言論の自由という観念である。

 「言論の自由」この言葉を知らぬ者はないであろうが、その近代的意義
 を理解している者が果たしてどれぐらい存在するであろうか。

 言論の自由が理解できなければ、民主主義も理解できない。ゆえに、そ
 の人は、「愚者の排除」という誘惑に常に負ける宿命にある。

____________________________________________________

つづく

【「言論の自由」とはなにか】以降の記述は、またの機会に・・・






#2869/2900 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  10/ 1/30(Sat.)  16:53  ( 14)
自民参議院の定年制     KN
★内容
 政治家を年齢で考えるのは愚かな話だ。塩川氏は、気力だと
言われていたが、その通り。政治力は、死ぬ直前まで高まって
いるのだ。最も生産的な年齢であろう。

 コイズミが中曽根氏を排斥してから政治が国民から乖離した
印象は否めない。コイズミがカイカクと言い出していた時に、
中曽根氏は、”仕事が無くっちゃ”と、苦言を呈するも省みられる
ことは無かった。ヨーロッパでは、ワーキングシェアが行われて
いた時期のことだ。派遣労働で日本の雇用体制を壊してしまった。

 参議院片山氏は、そのレベルの政治的な視野を持たれている。
国政に参加しなくなったら、日本の高齢化の問題は、悪い方向に
流れてしまうことだろう。



#2870/2900 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  10/ 1/30(Sat.)  20:38  ( 42)
政治家の定年制度について     一久
★内容

【ビスマルクの策略】

 もともと定年制度は、ビスマルクが厄介な政敵をどうしたものか
 と考えているとき、強敵はすべて65歳以上だということに気づ
 いた事からはじまったそうな。

 ダメもとで議会に提出してみると、若手を中心に思わぬ賛同を得
 得て、ビスマルクは老獪な政治家達を厄介払いできたとさ。

【下野する精神を持て】

 しかしながら、現代日本では、定年制は有意義であると思う。

 それは、日本の政治家達が、政治家という肩書きにしがみつきす
 ぎているように思えるからだ。

 明治の政治家達はそうではなかった。そうだから、政治家とは言
 い難い巨人が多数存在した。

 勝海舟・福沢諭吉・板垣退助・大隈重信etc・・

 政治家の地位に拘らず、ひろく国家社会に尽くした人々は枚挙に
 いとまがない。政治家であった人の中にも、潔く議席を離れる人
 も少なくなかった。

 下野してもなお、影響力を行使する自負があったからである。

 逆に、中曽根氏はどうだろうか。

 さっさと下野して、マスコミに登場すればよかったものを、政界
 にくすぶり続けて今に至る。老醜をさらす結果となってしまった。

 中曽根氏と、塩爺やハマコウとを比べてみればよい。政治家として
 の器量・功績は中曽根氏のほうがはるかに大きいのに、引退後の
 輝きは、みるも無残なものである。

 中曽根氏のようにならぬよう、定年を期に、議席を離れても活躍
 できる場をもてる政治家になる努力を政治家諸君は忘れないでい
 てもらいたいものだ。

 下野する勇気こそが、政治家の精神に一本筋を通すのである。


#2871/2900 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  10/ 2/ 1(Mon.)  21: 4  ( 83)
言論の自由     一久
★内容

【言論の自由】

 言論の自由の目的は、事物の検証である。

 自由な発言を許すことによって、あらゆる角度から、すべての命題を
 再検討し、より有益なもの、真理・真実に近いもの、を探すことである。


【「賢者の自由」の失敗】
 
  ところが、古今東西、野放しの自由発言を許せば、無知蒙昧の人間を
 跋扈せしめ、却って社会を混乱させるものである、という見解が支配的
 であった。

 そうならないようにと、言論の自由は制限されたのであるが、その結果、
 事物の検証という目的もまた、同時に阻害されたのであった。

 いかなる方法によってであれ、言論の自由を規制することは、不可避的
 に、事物を検証できる幅が狭まるということを意味するからである。

 識者だけに言論の自由を与えれば、識者達の常識がすなわち検証の限界
 となる。専門家に限った議論では、専門家の固定概念がその議論の限界
 となる。

 ましてや、政治においては、党派・シンパの感情的対立や協力関係が、
 事物の検証を不正確なものとする。党派の好む意見だけが語られ、それ
 に反する意見は議題にすることさえ否定される。

 旧日本社会党において、非武装中立論の是非を討議したという話は聞か
 ない。そんな議題を提案すれば、反動右翼として追放されたであろう。


【野放しの自由の検証】

 古今東西の賢者達が嫌った、「野放しの自由」の検証によって、問題の
 本質は見えてくる。

 野放しの自由の、何が問題であったのかというと、彼らは、自分の意見
 を発表する自由を求めるけれども、他人が意見を述べる自由には鈍感で
 あるという点である。

 それどころか、自分の意見に反対する者の声は、あらゆる手段を使って
 抹殺しようとするのである。

 現代でも、TVに登場する論客氏の多くが、他人の発言を遮って自説を
 まくし立てる場面をよく見る。あれが最も穏当な論敵抹殺手段のひとつ
 である。

 「言論の自由」の目的は、事物の検証である。

 ゆえに、論敵こそが真の友であるはずだ。論敵無しには、検証はできな
 いのであるから。

 「野放しの自由」派の人々は、その論敵を自らの手で葬っている。事物
 の検証という目的を放り出し、抜け殻となった「言論の自由」を手にし
 て喜んでいる幼児である。

 「言論の自由」が真実意味するものは、「論敵の言論の自由」でこそあって、
 自説を述べる自由ではない。

 それは論敵側にも適用されるのであって、我々の論敵もまた、彼らの論敵
 である我が方の「言論の自由」を保障せねばならないのである。

 そういう了解の下の相互協定として、「言論の自由」というものは成立する。

 この協定を理解しない「言論の自由」は、野放しの自由となるのだ。


【言論の自由】

 「野放しの自由」も「賢者の自由」も、ともに、事物の検証という目的を
 達成できないものであるということを理解できたであろうか。

 「反論の自由」「再反論の自由」を保障し、それを阻害しようとする、あら
 ゆる行為、

 罵倒・ヤジ・「異論があるなら出て行け」等の排除圧力・暴力・権力の介入、
 といったものに対しては、意見や立場の違いを超えて、一致協力して戦わねば
 ならない。

 それこそが、言論の自由というものである。

 

#2872/2900 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  10/ 2/ 1(Mon.)  22: 5  ( 15)
にせ漫画チャット     一久
★内容



ニセではなくて、二番煎じだけど・・

名古屋の企業が、漫画チャットと同じようなのをやってることを知った。


ttp://www.agnam.jp/index.html

本家との違いは、LOGが残ること。

で、その機能を使って、「時事放談」をやってみようと思う。
書き込めるようにしておくので、気が向いたらどうぞ。



#2873/2900 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  10/ 2/ 4(Thu.)  19:48  ( 44)
サギまがいの橋元空港論     一久
★内容

【カマシとスリカエ】

 中央リニアが出来れば、伊丹・羽田間の需要はなくなる。
 伊丹の需要のほとんどは羽田便。だから伊丹を廃止する。

 こう言われると、なにかもっともらしく聞こえてしまうけれども、
 これは詭弁であろう。

 なぜならば、リニアができるまでの時間と、伊丹空港を廃止する
 ために必要な期間とでは、まるで長さが違うからである。

 空港を廃止するたまにかかる期間など、たかが知れている。単純
 な廃止ならば一週間とかかるまい。廃止を前提とした縮小・投資
 抑制を行うにしても、一年から数年で十分だ。

 対して、中央リニアはいつできるのであろうか。いまだ、画餅と
 しか言いようのない”プラン”があるだけだ。

 リニアができるから伊丹空港を廃止するべきという論が正当性を
 持つのは、リニア用地買収が終わり、着工が始った時点以降であ
 る。そこからでも、リニア開通までには、短くて5年、おそらく
 は十年以上かかるであろうから、その時点で伊丹廃止を考えても
 決して遅くは無い。

 ___________________________________________

 それとは別に、リニアが出来れば羽田便の需要が無くなるという
 予想はアテになるのであろうか。

 なるほど、東京へ行くだけの人はリニアに乗るだろう。しかし、
 これからハブ化を目指す羽田空港には、羽田乗換えの為に伊丹から
 向かう人が増えていくはずである。この人々はリニアに乗らない。

 加えて、橋元氏の意見は、現・民主党の方針に沿ってのものである
 が、さて、その民主党の言うことがアテになるのかどうか。

 四年後には政権交代しているかもしれないのに。

 民主党政権のいうことを真に受けるのであれば、まずリニア建設の
 予算が一兆円を超えるのを見届けてからであろう。





#2874/2900 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  10/ 2/ 4(Thu.)  23:24  ( 19)
democracy 翻訳サービスで作ってみた     一久
★内容

(翻訳サービスで作ってみた)


Then, it is not the election equal sign democracy.

The country of democracy is born only after the political party of democracy obtains the political power as a result of the election.

Only democracy in the political party mortgages the democratic nation.

The political party in the United States has democracy.

However, there is no democracy in the political party in a lot of countries.

Therefore, by the election
The political party of democracy cannot be chosen.

It is that above all is important that the political party of democracy exists.



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