〜*〜  本会議場 市民の討論広場 メイン会場  〜*〜

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#3085/3100 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  10/11/13(Sat.)   8:15  ( 46)
社内英語公用語化と商社     一久
★内容

【市場という名の神の手】

 英語で説明できなければ、日本企業の国際競争力が失わ
 れ、その企業は没落する。のだそうな。

 ゆえに、社内英語公用語化が必要なのだそうな。

 しかし、もし本当にそれが必要であるならば、それを代
 行することにビジネスチャンスを求める企業が現れる、
 というのが市場経済のダイナミズム、すなわち、見え
 ざる神の手というやつだ。

 つまり、英語が本当に必要なのであれば、外注によって
 英語業務を引き受ける会社が必ず現れるということで
 ある。

 社内英語公用語化して対応するか、それとも外注によ
 って英語の用を済ませるのか、どちらが良いかは一長
 一短であり、各企業の規模・内容・財政状態で評価は
 分かれる。

 本来、そのような業務を請け負うのが商社というもの
 であったはずだ。英語だけでなく、相手国の文化習慣
 をも考慮して商談をまとめる組織が商社というもの。

 ということは、今になって英語交渉術が企業に求めら
 れているということは、商社が十分な機能を果たせて
 いないということを意味している。

 商社というものが本来の使命を忘れ、金儲の亡者と化
 しているのではないか?

 しかしこの状況は、新たなビジネスチャンスでもある。

 すなわち、個人経営の”商社”がその役割を担うチャ
 ンスである。

 英語が堪能で交渉術に長けた個人が、企業からの外注
 を受けて、交渉役を務めるという形での新しい個人商
 社という形態が成り立つだろう。

 大手商社から見向きもされない(はて、かつての商社
 はドブ板回りをしてでも有望な零細中小企業をみつけ
 て商売に結びつけたはずだが)企業を発掘し、交渉役
 としての自分を売り込む。本来、商社とはそういうも
 のだろう。

[ コメント数 1 読む(F3085) ]

#3094/3100 本会議場  市民の討論広場 メイン会場    *** コメント #3085 ***
★タイトル (********)  10/12/ 7(Tue.)  19:46  ( 24)
Re:3085 続き 商社との関係     一久
★内容

【英語を社内公用語とする企業】

 ということは、英語を社内公用語化しようとする企業とは、
 商社との関わりが薄いか、もしくは商社との関係がうまく
 いっていない企業であるといえるのかも知れない。

 もしも、商社との関係が良好であって、商社を通じて商売
 したほうがうまくいくのであれば、社内に英語など必要で
 はないからだ。

 つまり、英語社内公用語化というものは、普遍的なもので
 はなくて、商社との関係が良好ではない企業特有の課題で
 しかない、ということである。

 いわば、その企業にとっての弱点である。その弱点を、逆に
 大々的に宣伝することによって、あたかもそれが当たり前で
 あり、これからは皆、自分達のようにすべきであると言いく
 るめようとしているだけなのだ。

 商社との関係が良好な企業では、そのような改革は無用な
 のに、である。


 

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