ログファイル >>
|
#947/1000 本会議場 市民の討論広場 メイン会場 *** コメント #941 ***
★タイトル (********) 04/ 2/19(Thu.) 20: 2 ( 40)
Re:941 カリスマではなくて血統カリスマです 一久
★内容
普通のカリスマではなくて、血統カリスマです。
だから、個人のカリスマでは代用品にはなりません。
大山元帥の場合、大山巌と西郷兄弟によって、この血統にカリスマが
出来た。ゆえに旧来の貴族階級と婚姻関係が許された。
家康の家系が、新田源氏の子孫でないことは、江戸時代を通じて常識
でしたが、家康以来の血統カリスマがあるので問題にならなかった。
天皇の婿、ですが、このような日本的事情からすれば、女帝ではなく
結婚したときから相手が天皇になるかもしれない。それでも許される
ということです。文化的には。
前例がないから、逆になんとでも出来る。なつかしの「親王」とかの
称号が復活するかも。
婿候補デスガ、旧家からの婿入りであれば、皇族の血もだいぶ入って
いることだろうし、婿が天皇になっても別段問題あるまい。
徳川将軍にも、養子繼ぎはいっぱいあったことだし。
人物識見という観点でいえば、吉田松陰・乃木大将のような実務には
うといが、他人に尊挙されるような人がいいでしょう。
ふたりは、同じ人物によって教育されたそうです。松陰の親戚の浪人
で、徹底した武士道教育を施したということです。
たとえば、軍学の講義中に頬に止まった蚊を叩くと、死ぬほど殴られた
とか。武士にとって軍学講義は公務であり、頬のかゆみは私事である。
公務に私事を持ち込むことは横領に他ならないと。
ちなみに、その乃木が教えたのが、昭和天皇。
乃木が外人記者に賛美に満ちた評伝を書かれたように、マッカーサーに
畏敬された天皇ヒロヒトにもまた、この精神が伝わっていたのかもしれ
ない。
[ コメント数 1 読む(F947) ]
#948/1000 本会議場 市民の討論広場 メイン会場 *** コメント #947 ***
★タイトル (********) 04/ 2/19(Thu.) 21:23 ( 16)
Re:947 S1
★内容
雅子妃も当初は士族の家系だとしきりに報道されていましたね。
血統にカリスマ性を感じる人が大勢いるからだろうけど、私はというと
今現在の本人そのものが大事と考えます。(出自をまったく気にしない
と言い切れるほど悟りきってはいないけど、先祖に立派な人がいても
ダメ人間はいるし、先祖に悪党がいてもよくできた人もいる。)
だから私は「世襲される身分」というものが好きになれないし、認める
気にもなれない。個人の家とか店とか田んぼとかを世襲で引き継ぐのな
らばいざしらず。
○○さんの血統をあがめろって?「ご立派な家系ですこと」って?
私に言わせりゃそんなもの冗談ポイですよ。
雅子妃が結婚するとき、TIME誌は日本語で言うところの「人身御供」
という表現で報道したそうです。(例によって確認していない。少しは
検証しろよ俺。)ゴシップ記事を額面どおり受け取るなら、彼女は相当
参っているのでしょう。ひとりの女性にそんなにも犠牲を強いてまで守
るべき大切なものなのか、と私は思います。
無論、天皇制の問題は彼女に関してだけではありませんけど。