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#1016/1100 本会議場 市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********) 04/ 4/17(Sat.) 21:48 ( 29)
邦人拉致2 S1
★内容
以下はうろ覚えの新聞記事より。
女性ボランティアの高遠さんは、イラクで十数人の恵まれない子供
たちを献身的に世話してきたそうだ。今年2月に帰国する際に、子
供たちがホテルに押しかけ、「ナオコに会わせてくれ。彼女は俺た
ちの母親なんだ。」彼女に会ってからも、「いったん日本に帰って
も、すぐまたイラクにきてくれ。」と泣いたそうだ。
そんな子供たちの情にほだされて再度イラクに向かった彼女を、誰
が責めることができようか。大人相手ならいざしらず、彼女にとっ
ては今でなくては意味がなかったのだ。
私は、彼女の行為に敬服こそすれ、とうてい非難する気にはなれな
い。それどころか、彼女に対して罵詈雑言を放つ連中には憤りさえ
感じる。
ただし、彼女も、用心深さが足りなかった点は否めない。
私の義兄がいうことには、「何でこんなルートを選んだのか。今の
イラク情勢では、アンマンからバグダッドへ陸路で向かうなんて、
中東出身の我々ですら選ばない。日本人だったら、アメリカの友好
国であるクウェート経由で南側からバグダッドへ向かえばよかった
のに。」確かに、地図を見るとアンマンからバグダッドへは大都市
がまったくない。これでは賊に襲われやすいのは明らかだ。対して、
クウェートからバグダッドに向かうルートには大都市がいくつもあ
るから、何かことあれば本国や大使館にも連絡がしやすかろう。
彼女は、おそらく情をかわしたイラク人が多かっただけに、イラク
に悪い人がそんなにいるとは思っていなかったのかもしれない。こ
の点においては、彼女にも落ち度があった言えるだろう。
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