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#1047/1100 本会議場 市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********) 04/ 5/ 9(Sun.) 14:54 ( 32)
イラク人捕虜虐待 S1
★内容
私は、全面支持こそしないものの、フセイン独裁政権を打倒するには
アメリカの武力行使もやむなしと考えていた。それは、今でもそう思
っている。(漫画家の小林よしのりは、「アメリカの占領に比べたら
フセイン政権の方がずっと良かった」と受け取れる主張をしているが、
私はそうは思わない。クルド人虐殺ひとつとっても、あの政権は打倒
すべきものであった。)
イラク人捕虜虐待のニュースを聞いて、まず思い出したのが、日中戦
争時の日本軍による暴行・虐待の数々である。
何度も引き合いに出すが、小林よしのりは「戦場で兵士に紳士たれと
言うのか?どこの国でもいつの時代でも暴行・虐待はあった。自分が
戦場にいたとしても、死と隣り合わせのストレスを現地の女を犯して
発散させていたに違いない。」と、「ゴーマニズム宣言」で述べてい
る。そして、「当時の日本兵たちをレイプ魔と非難するのは、自分ら
のじっちゃんをはずかしめることと同じだ。」とも言っている。
基本的には、私も同意である。彼らもまた、ある意味被害者なのだ。
しかし、である。
一番の被害者は、実際に暴行・虐待を受けた者たちなのだ。
彼らに対して、「戦争だからしかたがなかったんだ。」というのは、
あまりにも非情すぎないか。
アメリカは、今回の事件を「一部の不心得者による犯行」としている
が、本当に断罪されるべきは、実行犯ではなく上層部の人間である。
イラク国民たちのためにも、現地のアメリカ兵たちのためにも、今回
暴露されたような事件を繰り返さぬよう、アメリカ政府と軍司令部は
あらゆる手段をつくすべきである。
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