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#1544/1600 本会議場 市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********) 05/11/14(Mon.) 7: 7 ( 31)
変化の兆し KN
★内容
NHK教育TVで、内橋克人氏と、菅原文太氏の対談をはさみ
ながら、酪農や、林業の変化それに、村の変化について語る番組
があったが、まさに時宜を得た壮大な文明論。
林業と棚田を守る防府市の農家では、牛を6頭ほど飼い棚田と山林に
放牧しているのだが、下草をきれいに食べてくれるし、棚田ももちろん
草も生えない。牛は放牧により丈夫になり、健康な子牛を生んでくれる。
田に肥料を落としてくれるので、土も肥える。昔あった、循環型の農業
の萌芽である。
競争により肉の肥育で儲けるという方向は、勝者はおらず、BSEやら
コウテイ疫の蔓延という死のレースだったのだ。残念ながら、古泉はこういう
文明論が無く、今さえよけりゃという貧しい政治で、政治まで壊す。薬漬け
で肥育された不健康な牛は、古泉チルドレンと呼ばれる(本人も含めてだが)
のは、BSE前夜の牛の群れに重なる。
古泉政治に危惧を覚えて、気付き始めた政治家の胎動が始まった感じがする
が、農家でもかなり前から気付き始めた人はいる。
政治家の場合は、古泉はすでに政治家BSEと言っていいだろう。地方に
できることは地方にと言いながら、地方議員の公認権まで党でという狂気の
政治。言うこととやる事のあまりの開き。田原も次は安倍だという流れで、
ゴマをする。安倍も、ちょっとカッコいいことを言えば支持率が上がると
思うのだろう。実態の政治よりパフォーマンスに精出す。プリオンの蓄積が
始まっている。
いくら古泉でも、税を上げるのがいいかどうかを聞きたいとは言うまい。
突然、ガリレオガリレイが・・・と、言い出しそうではあるが、これは、漫才の
手法の一つで。話術なのだ。
古泉の言う競争万能とは、死のレースで、気付きのないほどの貧しい教養。
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