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#1737/1800 本会議場 市民の討論広場 メイン会場 *** コメント #1736 ***
★タイトル (********) 06/ 8/ 7(Mon.) 20:24 ( 31)
石は己の重さで沈み、木は自らの軽さによって浮く 一久
★内容
【独立自尊以外に、地方経済の建て直しはない】
小泉政権をさせ続けたものは、地方へのバラマキ政治を嫌悪する
都市住民であった。
都市住民からすれば、地方経済の荒廃は、ひとえにその地方の人々
の無為無策によるものである。地方自治体と、地元商工会、商店会、
その他、地方民自身の怠惰によるものである。
なのに、ふたことめには、「国の援助がなければ」という厚顔無恥
に対して、都市住民の腸は煮えくり返っている。地方民を蔑視している。
だが、そのことが当の地方民には解っていないのではないか。
その時代錯誤の感覚しか持たない地方民を甘言で釣り、自分達の力
にしようとして、様々な政治勢力が田舎を跳梁するようになるだろう。
しかし、それは「無い夢」である。都市住民はもはや、「小泉以前」
に戻ることを、(つまり、田中角栄式に戻ることを)決して許さない
からである。
長州藩も薩摩藩も、幕末以前に財政危機を乗り越えて、時代の担い手
となった。しかし、明治以後、国家財政という蜜の味を覚えたがゆえに、
「国の援助がなければなにもできない邦」に成り下がった。
鶏頭となるも、牛尾となるなかれ。
自分達の頭で考え、事を進める者は、小よく大を制し得る。
地方の活性化は、独立自尊からしか、決して生まれない。国をあてに
するものには、決して未来はない。
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