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#1858/1900 本会議場 市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (iti@msi.) 06/12/17(Sun.) 22:13 ( 35)
違和感の源泉 一久
★内容
【被害妄想だと思う理由】
核武装論と天皇制廃止論とを同一に論じることに対する違和感の源泉は、
核武装論に対するバッシングが、核武装論議をすること自体が危険であり
国益に反するのだ、という非難であるのにたいして、天皇制廃止論に対する
反応は、議論自体が危険だとか国益に反するだとかいうことではなく、廃止
論自体への反論や、廃止した場合のデメリットの方が大きいとかいう、内容
に関する批判であるという点だと思う。
天皇制廃止論に対して、議論自体が危険であり止めるべきだ、というような
非難は、私はみたことが無い。そもそも、危険だとかいうほどの重要性を誰も
(廃止論者以外は)持っていないのではなかろうか。
核武装とか天皇制廃止とかの案件を実行することが危険かどうかをめぐって
論駁しあうことは議論といえる。(少々、乱暴な物言いがあったとしても)
が、
議論すること自体が、危険だとか国益に反するとかいうことになれば、言論
の自由は完全に死ぬことになる。
核武装論に近いバッシングを受けている(いた)案件としては、中国・韓国
北朝鮮に対する批判的意見などのほうがよっぽど近いだろう。
少し前まで、これらの国を批判することは、危険であり国益を害する行為だと
されていた。小泉政権以後、その足枷がとれた感があるが。。。
天皇制廃止論が核武装論と同様のバッシングを受けている、とみることを
被害妄想だと私が判断する理由は、ここにある。
天皇制廃止論は、けっして議論すること自体が危険視されてはいないから
である。というよりも、廃止反対論者でさえも、危険とか国益とかが絡む
ほど重要な問題だとは思っていないように思う。
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