〜*〜  本会議場 市民の討論広場 メイン会場  〜*〜

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#2012/2100 本会議場  市民の討論広場 メイン会場    *** コメント #1997 ***
★タイトル (********)  07/ 8/25(Sat.)  21:31  ( 57)
政党内民主主義の根源     一久
★内容

政党内民主主義について

優れた人々が政治を監視するのであれば、国民は安心して政治を任せる
ことができる。だが、優れた人々に政治を監視する能力を与えるには、
国民大衆が政党政治に関与する覚悟を常に持たねばならないのである。

ここで重要なことは、いざとなった場合に、政党に参加する覚悟を
持った国民こそが民主主義を担保しているのだ、ということである。
このような国民を欠いた状態では、政党員は政党を監視できず、政党
は国家権力を監視できなくなる。

英米以外のすべての国家は、いまだそうはなっていない。

選挙だけでは、政党や国家権力を監視することはできない。たかが
一枚の紙切れに名前を書くだけで、政治をどうこうできると考えるこ
とは、あまりにも不遜であり極楽とんぼであろう。

組織されない大衆の声は、無力なのである。


このような、政党内民主主義に依拠しない「選挙主義政治」は、じつは
ファシズムをも内包している。ナチスが政権を得たのも、「選挙政治」
のもとでのことであった。

また、ナチスのような強力な政治能力を持つ政党が政権を担った場合、
「次の選挙で落す」などということは不可能となる。ナチスが政権を取って
最初の選挙を企画したとき、ドイツ人は皆、「また選挙か、何度やっても
同じような結果しかでないのにな」と言った。が、ナチス幹部は言った
「こんどで終わりだ」と。

なんのことはない。政権を取ったナチスは、いままでの「選挙方法」を
徹底的に押し進め、ナチス以外の投票を事実上締め出してしまったのである。
(ナチス以前の政権も、同様の手口を使っていたが、徹底してはいなかった)


【なんどか言ったと思うが。。。】

小泉氏が郵政民営化選挙のときに行なった行為は、妥当である。

民主主義は、多数の意見を闘わせることも大事だが、同時に、決定をする
能力も持っていなければならない。決定した方針に対して従わないので
あれば、そのものはその政党に存在する理由を失う。

だから、あのとき郵政民営化に反対する自民党議員がすべきことは、党内
の決議をやり直せ、という異議申立をするか、それが認められないのであれ
ば、小泉総裁解任要請を出すべきだあった。それでもダメなら、自民党を
脱退するか、決議に従うかすべきであったのだ。

自分の意見が通らなかったからといって、党で決めたことに従わないという
のであれば、党など存在しないのと同じであろう。国の場合について考えて
みればよい。国の決めた法律が、自分の意に沿わないからといって法律違反
をしたらどうなるか。犯罪者として処罰されるのは当然のことだろう。

あの反逆議員諸氏は、社会のルールも分からないダダッコでしかない。




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