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#2021/2100 本会議場 市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********) 07/ 9/ 7(Fri.) 23: 2 (100)
日本の国益 拓睦
★内容
朝日が日露戦争をマンセーした事をもって保守化したとか言ってる奴がいるが，
日本の思想対立の構造が分かっていない．
日本の対立構造は・親大陸派＝親アジア主義，親儒教，親社会主義，親官僚制
（＝中央集権） 親全体主義，親人治主義 と
・親英米派＝親国際主義，親資本主義，親封建制（＝地方分権），親自由主義，
親立憲主義 なんだよ．
親大陸派は，天皇制を認めるかどうかで国家社会主義（親ドイツ）か共産主義
（親ソ連）に分かれ，親英米派は伝統の重視の度合いで保守主義と自由主義に分
かれる．
今風の言葉で言えば，反米保守は親大陸派で，親米保守は昔ながらの親英米派
なんだよ．
両者は戦後，反共産主義という一点で手を組んだ訳だが，元々は水と油．共産
主義が崩壊した90年代以降，元の親大陸派vs親英米派の構図に戻っただけの話．
戦前の革新官僚や軍部の中に，国家社会主義者に偽装した共産主義者が沢山い
たってのは有名な話で，この両者は，天皇の扱いを除いては対立点はないから，
転向は簡単．
西部邁，小林よしのりも何度も転向してるでしょ．
でも，親大陸派は絶対に親英米派にはなれない．逆もしかり．根本の思想が違
う．
で，日露戦争の評価について言えば，「白人に対する被支配者有色人種の勝利」
と言う点を重視するのが親大陸派の特徴で，英米日の文明国が専制的（＝アジア
的）なツァーリのロシアに勝利したと言う点を重視するのが親英米派の特徴．
当時の人々はどう思っていたかと言うと，圧倒的に後者が多いだろね．当時の一
般の日本人は，文明の度合いを肌の色よりも重視していたから．
このように考えると，朝日が日露戦争を賛美したのは何の不思議も無い．
国家社会主義と共産主義の間は容易に転向できる．
そのうち，大東亜戦争の「白人支配からの解放」という面について賞賛する日も
近いだろうね．
そして孫文のアジア主義の訴えだが，中国は伝統的に日本と英米との離間を企
てるのに熱心で，孫文は日英同盟にも強硬に反対していた．今の中国の日米同盟
反対と同じだな．
これを東洋の王道だなんて感動してる奴は，馬鹿としか言いようが無い．
このコピぺ，傾城会と旧社会党が野合したのもうなずけるし，郵政改革に反対
賛成も見事に説明していている．
（軍事板）
転載ここまで。
軍事板で見つけたものですが、なるほど興味深いですね。おおよそマスコミは新
大陸派ですから、中国・韓国・北朝鮮よりなのは明確ですな。
で、どちらが国益にかなうとか、となると親英米派ですな。そこら辺論じてみよ
うかと。
まず第一に、わが国は地理的に島国ですから海洋国家にならざるえない。
そのため、同盟関係という存在は海洋国家と組む以外の選択肢はありえない。
はい、これだけで親大陸派が馬鹿であるとわかりますね。
大陸国家と組むということは、海洋国家の生命線であるシーレーンにおいて利害
の合致をみないわけですから、簡単に離反してしまう危うい同盟関係にならざる
えないわけです。
では、現実に七つの海を押さえているのは・・・・アメリカですな。
たとえアメリカが弱大しても、日本はアメリカと組む以外の選択はないのです。
この時点でアメリカと離反し中国・ロシアと組むべしという輩は、自分は無能で
す、て告白しているに等しい。
あるいは、新アジア主義に取り込まれて、戦略的分析ができていないからです。
もっとも中国のハニートラップに引っかかっているのかも知れませんし、あるい
は工作員なのかもしれません。
一般の人ならば、新大陸派であるマスコミの大量な情報に洗脳された、というべ
きでしょう。
正しい情報を与えず、自己の都合のよい情報のみを与える。洗脳の初歩でしょう
な。
次に思想対立の図式をみますと、「国家社会主義・共産主義」対「保守主義・自
由主義」にわかれます。
日本の場合、前者がランドパワーと組もうとしている時点で、馬鹿であるといい
きれますが、戦略問題を棚上げにして内政問題に論点をすれ変えてマスコミは論
じます。個人の平等を重んじろ・自由の行き過ぎを許すな、などとね。
「国家社会主義・共産主義」対「保守主義・自由主義」この二つの根幹の対立と
はなんなのか。
前者が平等を重んじるのならば、後者は自由を重んじるのです。
なるほど水と油ですな。
歴史的経験から共産主義と全体主義は破綻が待っている。
私はなぜか断言できます。
個人というものは、差異を把握することで成り立ちつ以上、個人という段階では
平等はありえないからです。
平等とは国民とか差異を把握しない領域でなければ成立しません。
しかし、共産主義も全体主義も個人を抑圧することでしか成立できず、嫉妬の正
当を生み、国家という独裁者を生むのです。
これで腐敗しないはずがない、権力は常に腐敗する、いえて妙ですな。
自由を重んじる場合は、無法と無秩序に陥る恐れがあります。
しかし、国家という段階でそれを避けることに成功すれば本当の意味での無政府
状態は避けられます。
アメリカが崩壊しないのもここですな。
また、国家が独裁者になることは、自由を重んじる限り避けることができます。
つまり、本質的に「国家社会主義・共産主義」は「保守主義・自由主義」に劣る、
と断言します。
ここまで論じれば、日本の国家戦略としては、中国とアメリカどちらにつくか
は明瞭。
アメリカですな。
オーストラリアともインドとも軍事同盟を結び、中国包囲網に加わる今の安倍首
相の国家戦略は、まったく正しい。
追伸 ここまで書いたらKNさんの思想的背景も明確ですな。
大陸主義ですか、一度、大陸主義の利点について論じてもらいたいですね。
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