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★タイトル (********)  07/10/ 2(Tue.)  20:55  ( 40)
自由が死にかけている     一久
★内容

【  福田内閣は自由民主主義をぶっ壞す 】

小泉純一郎は、自民党をぶっ壞すと言ったが、福田氏は、自由民主主義を
ぶっ壞す総理になりたいようだ。

靖国問題では、「靖国神社が自主的に解体して云々」と言ったそうだが、
これなどは、ハマコーのような無位無官の者が言うのならば許されるが、
一国の総理大臣になろうとするものが言えば、立派な専制政治である。
権力者の言は、それだけで威嚇であり恫喝であり命令である、と受け取
られるものだからだ。

この御方は、拉致家族を北朝鮮に返すかどうかというときにも同じことを
した。麻生氏との討論でそれを指摘されると、「約束を破ることになるが
それはどんなものか」と懸念を述べただけだと答えたとか。

ここでも、彼の権力者としての自覚の無さが明白になっている。官房長官
という権力者が「〜かどうか」と言えば、官僚達は命令もしくは恫喝だと
受け止めてもしかたがない。もしも、本当に懸念を表明したかっただけで
あるのならば、自分以上の権力者(この場合は小泉首相)にのみ、言うべき
ことだったのである。

総理大臣がこんな具合であるから、沖縄教科書問題では、さらに馬鹿げた
ことをやらかす下っぱ大臣殿が現れるのであろう。

教科書問題への直接介入は当然に無法な行為であるが、沖縄の県民の感情
に配慮した対応を期待する、などと堂々と発言する行為は、すでに権力によ
る恫喝以外のなにものでもない。

自由と民主主義は、今まさに殺されようとしている。感情に配慮するという
名の不正行為によって。

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思いやりや配慮は大事なことではある。しかしそれは、あくまでも中庸・中正
を保ったものでなければならない。闇雲な感情への配慮は、本人も相手も、周り
も、すべてのものを不幸にする結果しか生むことはない。

今回の沖縄の件で言えば、真実の追求と、記述の正確な把握が第一である。



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