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#2059/2100 本会議場 市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (iti@msi.) 07/10/ 7(Sun.) 22:51 ( 50)
机上の政策 医師派遣 一久
★内容
【 医師のアンバランス問題 】
この問題に関する、私の机上の政策は、防衛医科大学の定員を十倍
にすればいい、というものであります。
そして、十倍に増えた自衛隊所属医師を、医師不足の地域・医科に
まわす。当然、民間人の患者相手となるが、これも国防の一種だと
考えれば、問題はない。
利点1, 貧乏人でも医者になれる。なんせ、大学への「寄付金」など
全くいらないうえに、在学中も給料が出る。
利点2, 卒業後は就職率100%。国家公務員上級(だっけかな?)
で身分保障もバッチリ。研修医のごとき奴隷制度もない。
公務員としての労働条件、賃金保証も完璧。
利点3, これまでの防衛医科大では、「自衛隊相手の医者」にしか
なれる機会がなかったが、この方策ならば、9/10は
一般人相手の一般医療に従事することができる。これまで
自衛隊専門ということで進学先候補からはずしてきた学生
も、考え直すことができる。
そもそも、医者を志す人間は、何がしたいのかというと、単純に医療に
従事して、病人や怪我人を救いたいのであろう。
報酬や労働条件などは、そこそこあればそれで十分だと思っているはずだ。
現実には、過酷な労働と、低賃金を強いられる勤務医と、金満家となる
一部の開業医・医院経営者に二極分化されるのだけれども。
防衛医官は、士官であるはずだから、それなりの高給取りであり、公務員
であるから労働条件の保証もされている。
それでもこれまであまり人気が無かったのは、自衛隊員相手に限定された
職域となるために、医者として偏った者になってしまうのではないかとい
う不安感があったからであろう。
だが、この方策ならば、これからの防衛医官は積極的に自衛隊の外へ出て
行って、地域住民を診療するようになる。産婦人科の防衛医官だって、あ
り得るのである。これならば、上のような不安も無くなるであろう。
なれるかどうか分からない開業医を目指して、過酷で薄給な勤務医になる
よりも、どこに飛ばされるか分からないが、賃金と労働条件が保証された
防衛医官のほうが、ずっとよいのではないか。
士官であるから、上級公務員なみのボーナスと、年金が保証される。なんの
心配もなく、医療に全力を尽くすことができる。
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