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#2093/2100 本会議場 市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********) 07/11/ 6(Tue.) 19:41 ( 39)
民主党は民主主義を抹殺した 一久
★内容
【 軍靴による皇帝選出 】
この民主党首脳による小沢氏の留任要請は、政党内民主主義を完全に
否定しさる行為であって、これを小沢氏が受け入れたとき、民主党の
民主主義は完全に死滅する。
なんとなれば、このような形で党首を慰留することは、今後、首脳陣
は党首に対して頭が上がらなくなるということを意味するからである。
上杉謙信ならばそれでよいが、現代社会でこれをやれば、もはや民主
主義とはいえない。
これはローマ時代の、軍靴と呼応による皇帝選出と同じものである。
【 断じて民主的ではない 】
党員を集めて政策のすり合わせをしたから民主的だというかもしれない
が、それは民主主義ではなくして、談合主義である。
民主主義とは、異なった「意見」を闘わせて決断を得るものであって、
何者かを党首にする為に意見をまとめることではない。
もしもそのようなことをすれば、皇帝となった党首の意見に対して、
誰が掣肘できるというのであろうか。
選挙も、多数による党首選出も、それだけでは民主主義とはならない。
その選出の結果、民主主義を実行する者が選ばれたときだけが民主主義
なのである。
ゆえに古来、万民の喝采を浴びて登場する独裁者が絶えることがない。
今回の民主党の行為もまた、これと同じことなのである。
民主党は、民主党という政党を生かそうとして、民主主義の抹殺を選んだ。
しかし、これは、結局は「 死ぬまいとして自殺する行為 」に他ならない。
なぜならば、民主党とは民主主義の政党であったはずだからだ。
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