〜*〜  本会議場 市民の討論広場 メイン会場  〜*〜

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#212/300 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  01/11/17(Sat.)  23: 2  ( 81)
年金について     一久
★内容

【年金について】


 年金というよりも、老齢者への給付金一般について考えてみる。

 この種の給付金の、そもそもの目的は何であろうか。

 それは結局、野たれ死ぬ老人を出さぬためであろう。

 生活保護というものもあるにはあるが、あれは特殊な生活環境を余儀なくされた人を
対象としているのであって、万人が普通に申請するというものではない。

 そういう特殊なものではなくて、普通の社会人が当然の権利として老後を暮らせるシ
ステムが必要なのである。

 生活保護を受けるぐらいなら、強盗になるか、首をくくる。そういう選択しかできな
いような社会では、どうしようもないのである。

 このような社会においては、たとえ大金を溜め込んだとしても、安楽な老後を送るこ
とはできない。

 あなたの豪邸が日夜、老強盗に狙われたり、庭の木で首をくくられるかもしれないの
である。

 そんな状況で、安心してくらせようか。


 さて、


 このような観点からすると、年金を支払ってきた者には給付するが、年数の足りない
者、払ってこなかったものには給付しない、というやりかたは、問題が大きいというこ
とになる。

 アリにも、キリギリスにも、等しく支払うべきだということなのである。

 いや、高額年収のある老人には、いままでの支払い金額に関係なく、給付ゼロである
べきだということにさえなる。

 当然、今の集金方法も否定され、例えば、消費税方式による集金方式への変更が検討
されなければならない。

 いままでの年金制度は、いわば一箇所に長く勤めることを美徳とする考え方を助長す
るものであった。

 これまでの産業の状況においては、これでよかったのであろう。

 しかし、今は新たな起業活動を社会が欲している時代である。

 起業には失敗がつきモノである。

 ひとつの成功の裏には、幾千万もの潰えた夢がある。

 起業と失敗を繰り返しているうちに60歳になってしまった人々も多数出るだろう。

 それらの人々に対して有効な老後制度を作ることをしないでおいて「起業家よいでよ」
というのは、あまりにもズウズウシイではないか。



 なるほど、古人達はそのような制度などない時代に起業した。

 しかし、それはモノの無かった時代のことだ。既存の会社自体にも安定性はなかった。

 天才は状況から生まれる。ナポレオンはそういう考え方だった。

 しかし、その状況とはなにか。

 たいていの場合、悲惨極まりない状況を意味している。

 ナポレオンという天才を得る為に、あの当時のフランスのような状況が必要であるの
だとしたら、そんな状況も天才も、ゴミバコに叩き込むべき不要物であろう。






 



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