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#213/300 本会議場 市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********) 01/11/18(Sun.) 21:53 ( 83)
ユダヤの運命 一久
★内容
【さまよえるユダヤ人】
一般に、日本人はユダヤ人に対して好意を持っている。
欧米やアラブ圏での迫害にも関わらず、たくましく生きてきた人々である、と。
ところが、ユダヤ人にはこの日本人の心情は伝わることはない。
自分達に取って代わろうとする新規参入者である、として警戒されるばかりである。
それどころか、かつてヒトラーの一味であった反ユダヤ感情を持ったヤツラだと思わ
れているのかもしれない。
チャップリンガ「独裁者」とい映画を作ってヒトラーを批判したとき、アメリカは
チャップリンを追放した。
一方、日本ではこの映画が大ヒットしたのである。
国民レベルにおいて、真にヒトラーの賛同者が多かったのはどちらの国であったのか、
このことからも明らかである。
アメリカがナチス・ドイツと戦争したのは単に国家の利害関係の問題からであったの
であり、同様に、日本がナチスと組んだのも国家戦略上の得失計算からのものであっ
たにすぎない。
しかし、このような説明に、ユダヤ人は決して耳を貸さない。
日本人はユダヤ人に対して好意を持っているが、ユダヤ人は日本人に対して敵意に
近いものを持っている。
そのことに日本人が気づいたとき、日本人のユダヤ人に対する感情も変化するだろう。
つまり、欧米人がそうしているような目をもって、ユダヤ人をみるようになる。
ユダヤ人は、自分達に好意をもつ唯一というべき国を自らの不明によって失うのである。
そうなってしまうまで、これからさして長い年月がかかるとは思えない。
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【迫害は運命】
なぜ、あんなにも賢いユダヤ人が、相手の好意を読み取ることができないのであろう?
それはやはり、彼らの選民意識に原因がある。
選民意識を持った者は、相手の心情をかんがみたり、好感を得るにはどうしたらよいか
などということを考えたりはしないものだからである。
ひとことで言えば、気配りが苦手なのだ。
個人レベルでならばそれでもいいが、国家・民族のレベルでそれをやれば、敵対者を自
分でわざわざ作りだすことになってしまう。
ユダヤ人が迫害され続ける理由もそこにあるのだろう。
さて、そうだとすると困ったことになる。
選民意識を捨てなければ迫害されることになるのだが、選民意識を捨てればユダヤ人で
はなくなってしまう。
ユダヤ人とユダヤ教と選民意識はセットだからだ。
選民意識のないユダヤ教なんてありえないだろう。
そして、ユダヤ教を信じないユダヤ人はもはやユダヤ人ではない。
そうすると、ユダヤ人がユダヤ人であろうとする限り、迫害される運命にあるというこ
とになる。
結論。
「ユダヤ人は迫害される運命を背負って誕生した」
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