ログファイル >>
|
#2152/2200 本会議場 市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********) 08/ 2/ 9(Sat.) 8: 9 ( 51)
企業倫理を高める方法 一久
★内容
【 初期広告時調査費を設けよ 】
食品偽装問題に限らず、企業倫理を守らせるための一案
をここに示す。
それは、企業が初めて広告を出そうとするとき、広告を
掲載する側において、その企業が信頼のおける企業かど
うかをチェックする義務を課すというものである。
もちろん、そのためには高額の調査費が発生するが、同
一企業が二回目以降の出稿をする場合には、この調査は
免除されるものとする。
つまり、その企業は「信用がある」ので、もう調査する
必要がないのだ。
だが、問題行為を犯せば、その信用は取り消しとなり、
もう一度、調査を受けなければならない。しかも、二度
目以降の調査は、初回よりも厳格で高額の調査費を要求
されるようになる。
このように、信用というものが直接的な利害関係を含ん
でいれば、自ずとそれを守ろうとするであろう。
また、調査費を受け取る以上、広告媒体の側も、広告主
に連帯して社会的責任を負うことになる。問題が発生し
た場合、調査は適切であったのかということを問われる
ことになる。
この制度は、調査費が高いほど信用が増す。そして、調
査費が高いほど、企業は「信用特典」による利益を得る。
結果、企業とマスコミのランク付けの効果ももたらす
ことになるだろう。
【 性悪説的に考えると 】
しかし、そうするとマスコミと企業が結託して、不祥事
を隠蔽する可能性も出てくる。
企業の信用失墜は、マスコミ側の調査能力不足をも意味
するからだ。
各マスコミの倫理観こそが、この制度の成否を握ってい
ることになる。
企業倫理とは、結局は、マスコミ自身の倫理なのである。
[ ( タイトル一覧#2133-2152 | メッセージ#2151 ) 前 << 昇順 >> 次 ( メッセージ#2153 | タイトル一覧#2153-2172 ) ]