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#2160/2200 本会議場 市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********) 08/ 3/25(Tue.) 22:37 ( 32)
力の論理?? S1
★内容
中国のチベット弾圧に対して、国をあげた公式の批判が少ないとの
意見があちこちでみられる。基本的に私も同意見であるが、ロシア
のチェチェンに対する行為に対しても、同じような思いがした。
ロシア、中国に対する弱腰姿勢は、その一因として「左翼偏向マス
コミ」のせいだと言われることが多いが、本当にそうだろうかとい
う気がしている。(私の感覚では、一昔、二昔前に比べて左翼偏向
の程度はかなり小さくなっているし、我々に選択の自由もある。)
マスコミばかりでなく国内の保守派の政治家たちも、国際世論も、
常に正義漢ぶっているアメリカにしても、腰砕けになっているよう
に思えてならない。
これはひとえに、両国がなみはずれた強国(軍事大国)だからとは
言えないだろうか。たとえばイラクのように、味方が少ないアジア
・アフリカの一小国であれば状況はぜんぜん違っていたはずだ。
確かに、まともにやりあえば最強国アメリカとて計り知れないダメ
ージを受けるだろうし、ましてや日本などは全面対決の事態だけは
避けるべきだが、チベットで今のような状況が続くようであれば、
抗議の意味で五輪ボイコットも選択肢としてはアリだろう。ある程
度の経済的ダメージは受けるだろうが、それすらも恐れて非道行為
を黙認するようなことがあってはならないと思う。
ずいぶん昔の話になるが、日本がモスクワオリンピックをボイコッ
トしたときも、それほど違和感は感じなかった。代表選手たちは気
の毒だったが、同じ日同じ時間に戦争で死んだり傷ついたりする人
がいるにもかかわらず、戦争当事国と仲良くスポーツを楽しむとい
う気分にはとうていなれなかったからだ。まあボイコットした国は
それほど多くもなかったし、当事国はたいしてこたえなかったかも
しれない。今回も大多数の国は参加して、大過なく終わるのかもし
れないな。
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