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#2171/2200 本会議場 市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********) 08/ 4/27(Sun.) 3:49 ( 23)
週刊新潮の朝日批判 S1
★内容
二、三週間ほど前だっただろうか。週刊新潮で「中国を批判できない朝日」
という記事があった。朝日の社説に「福田首相はもっと語れ」とあるのを
揶揄して、小見出しに「朝日はもっと語れ」とあった。
言っていることはわかるのだが、私がこの記事から最初に受けた印象は、
「メディアがメディアを批判するのってどうよ?」ということだった。
一読者がそのように語るのはいい。しかし、新聞と週刊誌の違いこそあれ、
同じ報道メディアである。なぜ、「朝日が語らないなら我々が語る」とし
て中国批判を展開しないのか。立ち読みの斜め読みなので細部まで熟読し
たわけではないが、中国に批判する向きには「朝日を批判することで間接
的に中国をも批判しているんですよ」、中国を擁護する向きには「我々が
批判しているのは朝日であって中国に直接ではないのですよ」とどちらに
も言い訳が立つような、姑息な感じがしてならなかった。
同じことが朝日にも言えるわけだが、朝日が批判しているのは同業者では
なく福田総理であり、日本を代表する見解を中国に表明すべき立場の人間
であることを考えれば、主張の意図はわからなくはない。
ネットであちこち見て回ると、市民レベルではかなり中国批判がヒートア
ップしていることがわかる。しかし、報道メディアがいまだ及び腰なのは、
私が #2160で取り上げた軍事力もさることながら、冷戦時代にはGNPが
日本の十分の一ほどしかなかったのに、今や日本に追いつき、追い越そう
としている中国の莫大な経済力が大きな要因になっているのかもしれない。
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