〜*〜  本会議場 市民の討論広場 メイン会場  〜*〜

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#2266/2300 本会議場  市民の討論広場 メイン会場    *** コメント #2264 ***
★タイトル (********)  08/ 7/ 7(Mon.)  21:23  ( 79)
一番肝心なのは、「量」の問題     一久
★内容

【産業化社会というものの本質】

 産業革命の本質は、量の増大である。

 それ以前は限られた人々だけのものであった物質生活が、
 多数の人々に普及することを、それは意味していた。

 言い換えれば、今現在の膨張した社会を、昔の方法に
 よって支えることは、不可能である場合が多いという
 ことである。

【 まず「量」を考慮せよ 】

 ゆえに、環境問題だの、省エネルギーだのを考える場合
 には、その方策によって「量」を賄えるのかどうか、と
 いうことを、第一に考えなければいけない。

 「量」の問題をクリアしていない方策は、どんなに良い
 方策であったとしても、現代社会においては無意味に近
 い。

 限られた地域や個人や会社においてのみ、実行可能な政
 策は、現代社会全体の問題を解決できる方法ではない。

【江戸のゴミとエネルギー】

 江戸時代の江戸では、ゴミがほとんど出なかったという。

 理由は、すべてのものが、最終的には燃料として家庭内
 で燃やされていたからだ。

 江戸時代の消費規模であればそれでいいのであろうが、
 現代社会でこれをやれば、東京中がススだらけになるだ
 ろう。


【2050年半減は実現可能】

 量のことを考えれば、実現可能な手段は、今のところ核
 融合の実用化しかあるまい。

 2050年までというという長期開発期間があれば、十
 分に実現可能だろう。

 予算の財源が必要であるが、これは全額赤字国債で賄え
 ばよい。

 核融合炉の技術開発は、未来の人々こそが最大の利益を
 受ける投資である。ゆえに、彼等こそが負担すべきもの
 である。

 未来の国民は、核融合炉を作るのに大金を投資する決断
 をした我々に対して、感謝しこそすれ、恨みに思うこと
 などあるまい。

 年間、一兆円を核融合開発に使え。五十年間で、50兆
 円の赤字国債が増えることになるが、赤字国債全体から
 みれば、大した額ではあるまい。

 国際共同機関がフランスに建設中の加速器でさえ、五千
 億円ぐらいだったはず。それを各国が金を出し合ってや
 っと作った。

 一兆円を毎年出資して研究を進めるということが、どれ
 ほど強力な行為であるか、これと比較すればよく分かる
 だろう。


【 凧式 風力発電 】

 凧式風力発電というアイディアがアメリカかどっかの会社
 から出されているらしい。

 凧を揚げ、高空の気流を使って風力発電をするというもの。
 この方式ならば、わずかの基数で、現代社会全体が消費す
 るエネルギーを賄うことができる、のだそうな。

 設置費用も極めて安いのだそうな。


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