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#2323/2400 本会議場  市民の討論広場 メイン会場    *** コメント #2318 ***
★タイトル (********)  08/ 8/17(Sun.)  18:55  ( 60)
仕事は苦痛か     一久
★内容

【仕事は苦痛か】

 自由社会において、仕事自体が苦痛ということは有り得ない
 のではないだろうか。

 ニートといえども、あの状態を幸福だとは思ってはいまい。
 むしろ、普通に働ける状態をこそ、より良いものだと思って
 いるはずだ。

 ではなぜ苦痛に思うのか。いやなら、別の仕事に移ればよい
 のだ。だからフーテンの寅さんは、究極の楽しい仕事として
 フーテン家業を続けたのである。

 しかし、多くの人は寅次郎のようには生きられない。

 生活の安定をも、求めるからである。

 生活を安定させるためには、不本意な仕事を請けざるを得な
 いことがある。雇われ人であれば、仕事がツマラナイからと
 いって、会社を辞めるという訳にはいかない。

 次の会社を見つけることが困難であるからだ。寅さんならば、
 カバンひとつ提げて、露天業に再就職可能だが...

 ということは、「仕事が苦しい」という心情の正体は、別の
 仕事を見つけることが難しいという現実があるからだ、とい
 うことになる。

 別のもっとマシな仕事を、生活の安定を脅かさずに見つける
 ことができるのであれば、そんなイヤな仕事を続ける者はい
 なくなる。

 こういう社会になれば、「苦しい仕事」の会社からは社員が
 いなくなり、倒産することになる。ゆえに、そのような会社
 は、淘汰されるか、業務を改善して「苦しくない仕事」をす
 る企業へと進化するしかなくなる。

 もっとも、移民を1000万人受け入れて、「苦しい仕事」
 を彼らに任せる、という選択肢もあるにはあるが。

 自由経済の見えざる神の手とは、不都合があれば、それを解
 決するシステムを考えることによって利益を得る者が現れる
 であろう、という考えである。

 そして社会や国家は、そうなるように制度を作っていく。単
 なる自由放任は、自由経済とは別のものなのだ。

 TVの健康番組で、よく「免疫力を高めるにはどうすればい
 いか」ということをやっているが、まさに国家がすべきこと
 は「不都合を利益に変える」という社会の免疫力を活性化す
 ることである。

 仕事を求める者は全員を公務員待遇で雇用し、企業へは出向
 という形で派遣する。この方式もまた、その為の手段の一つ
 である。



 


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