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#2344/2400 本会議場 市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********) 08/ 8/28(Thu.) 21:43 ( 37)
福島の産科医問題 KN
★内容
週刊朝日で、医師と教えた大学教授。福島県での医療問題など
記事にしてくれた。
背後にある、県の役人のあり方から始まって、皆、間違えていた。
大学教授は、産科は、難しいので、2人ペアでないと、帝王切開は
させない指導しているという。他の大学の関係者も、そう言っていた。
でも、1人のところに派遣してしまった。
県の役人は、新設の病院に産科を開業したいと、教授の話を聞かず、
1人でさせていたという。加藤医師は、医局には、お礼奉公として、
務めることにしたという。肝心な医療体制には反論しなかったのか。
いや、出来なかったのだろう。医師は、自分の医療ミスを認めないと
保険が降りないということで、認めたとある。民間の医療保険制度も
何やらオカシイ。
週刊朝日の出産経験のある女性記者の話も興味深く読んだことだ。
自然分娩と、帝王切開で2人の子に恵まれている先輩から、帝王切開は
麻酔が効いているから、陣痛の苦しみはないわよと、応援してくれたと、
言うが、実は、麻酔が効いておらず、うめき声がでるほどの痛さだった
そうだ。後で、その痛みは何故だったのでしょうと、聞くとやはり、
答えてくれなかったそうだ。医療ミスは認めない。
医局の派遣した教授は、あまりに意志が弱い。大学付属病院は、医療機関
として最高のものを作り、同じシステムの付属病院を展開するというくらいの
展望がいる。
今の若い母親は、大きくなった子もベビーカーに乗せてしまう。”楽よ”
というささやきには、弱い。自然分娩は嫌がるだろうし、母乳で育てることも
少なくなっているのではあるまいか。
医師不足というのは、区部ではそうとも思えない。行政のやることは、信用
できない。小さな医院の廃院は、最近、良く見ている。
さらに、医療機関のあり方という大きな視点も欠けている。医師は、手術だけに
目を奪われて、予防医学や、自然分娩、など金にならないことはやりたがらない。
のではあるまいか。
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