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#2370/2400 本会議場 市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********) 08/ 9/17(Wed.) 22:16 ( 41)
今、政権交代すれば、民主主義の自殺となる 一久
★内容
【政権交代という美名に潜む危険】
政権交代することによって、なにか良くなるのではないか、良くならず
とも、与野党ともに責任感と危機感を持てるようになるのではないか、と
の期待感を多くの国民は持っているのであろう。
また、メディアもそれを喧伝し、民主党は、だから自分たちに衆院選で
勝たせてほしいと大合唱をする。
しかしながら、民主主義とは、どの政党が民主主義により近いかを争点
として選挙をすることなのであって、政権交代が民主主義ではない。
早い話が、ナチスを大勝させる選択をするのも選挙ではあるが、それは
民主主義の勝利ではなく、民主主義の自殺を意味した。
党首選挙さえも実施できなかった民主党には、その内部に民主主義があ
るとは、到底言えない。そのような政党を選挙で勝たせるということは、
国民が民主主義なんかいらない、という選択をしたことになる。
民主主義とは、民主主義の政党を選挙で選ぶシステムであるが、同時に
それは、民主主義を放棄するっことのできるシステムでもある。
政党内民主主義を持たない政党を選挙で勝たせることによって、民主主
義を終了させるという選択を許されているのであるから。
民主主義は、自殺可能な政治形態なのである。
しかし、多くの国民は、このことに気づいていないのではないか。
マスコミの登場する”偉い”人々自身、理解していないようだ。
政党内民主主義の無い政党を選ぶことは、民主主義の自殺である、とい
うことを、理解したうえで民主党に投票するというのであれば、問題はな
いが、そういうことを理解せずに、政権交代を絶対善だと思い込み、選挙
で投票する人々がほとんどであろう。
多くの国民は、それが自殺行為だと知りもしないで、嬉々として自殺の
ために投票するのである。
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