〜*〜  本会議場 市民の討論広場 メイン会場  〜*〜

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#242/300 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  02/ 1/ 8(Tue.)   0: 1  ( 66)
大変なこと     一久
★内容
大変なこととはなにか

今、テレビ・タックルという番組で、郵便貯金が財政投融資
に使われていて、隠れ借金と化しているが、その内容を公表
しないのはなぜか、というようなことをやっている。

それを公表したら、大変なことになるからだ、と国会議員が
答えると、野坂氏が、なにが大変か、とさらに問う。

その答えがふるっている。担当者の責任問題になるから、だ
そうだ。

はて、なんであの場にいる人間は、それは変だ、と詰めよら
ないのだろうか。

私ならば、こう言うにちがいない。

責任問題って、それが大変なことなのか、と。

それは単に、政治家や役人が大変なだけで、国民が大変にな
るのとは違うではないか。

つまり、国のためではなくて、政治家や役人のための政治を
しているということなのだ。そう白状したに等しい言ではな
いか。

ということはまた、こうも言える。

財政投融資の内容を公開しないということは、小泉首相自身
もまた、国家のためではなくて、政治家のために政治をして
いる人間である、ということなのだ、と。

真にやるべき構造改革とは、このような日本人一般にみられ
る身内びいきの習性を廃して、国家や社会のためになにをす
べきかを考える国民に変えることである。

薬害問題も、役人の汚職も、政治家の不正も、すべてのこと
は、自分の所属する小グループの利害を、天下国家よりも優
先させるという悪しき(というよりは社会的に未熟な)精神に
由来している。

かかる人々が、指導的な地位にいるかぎり、国家は国家とし
て機能することはない。社会のために政治が役にたつことは
ない。それを知っているから、国民は政府を信用することが
できないのだ。

小泉氏への国民の高い支持率は、他の政治家にくらべれば、
氏が少しは天下国家のことを考えてくれているのではないか
という、淡い幻想から生まれている。

今の日本に必要な構造改革とは、小手先の制度いじりではない。

身内の間の利害関係よりも、社会の為、国家の為、世界人類
の為にはどうするべきか、ということを優先する精神を皆が
持つということなのである。

まずカイより初めよ。で、国を運営する政治家こそが、まず
その精神を持たねばならない。

かかる精神を持った者のことを、精神の貴族という。国家は
この精神の貴族の数だけ国家足り得る。

責任者の問題などどうでもよいことだ、肝心なのは、それが
国民の為になるかどうかなのだ。そう言えないかぎり、氏も
また、他の政治家と同列の人だということになる。



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