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#2576/2600 本会議場 市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********) 09/ 3/29(Sun.) 22: 1 ( 24)
明治政府の失敗 拓睦
★内容
明治政府の最大の失敗とは、文句なしに朝鮮併合である。
こう書くと、ハングル板の住人である私としては民族性のこととが書きたくなるが
それを書かずに、地理的要因から考えたいと思う。
そもそも日本のアドバンテージとはなんだろうか?
地理に求めるならばユーラシア大陸のはずれにあり、地続きでない島であり、一方で
島としては大きいことだ。
つまりユーラシア大陸の東で唯一の、海洋国家として大国であったこと、です。
その結果、中国の中華思想の外にいられた。
天皇という称号自体がそれを雄弁に語っている。
海洋国家であるため、海という天然の防壁が多大な恩恵をもたらすのです。
これは経済にもいえる、海運というシステムにより円滑で大量な輸送が可能です。
しかし、半島に領土と国民を持つということはどういうことなのか。
半島国家に成り下がり、海洋国家としてのアドバンテージを失います。
つまり半島領土の防衛が必須になるわけです。
旧日本軍が関東軍を必要とし、緩衝地帯として満州国を必要としたのもここにあります。
結果、大陸国家の陸軍との恒常的な対峙という責務が増えたわけです。
半島に領土を持っている以上、防衛のための大陸軍が必要、一方で本土防衛のために、
外征海軍も必要、国力の限界を超えた負担を強いられるのです。
日本の国力では、極東地域の海運支配が限界であり、戦時に一時的な外征軍を編成する
までである。
はっきりいって、日本にとって朝鮮半島は常に「鶏肋」にすぎない。
獲得しても実になるものはない土地なのだ。
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