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#2687/2700 本会議場 市民の討論広場 メイン会場 *** コメント #2686 ***
★タイトル (********) 09/ 6/11(Thu.) 22:55 ( 39)
官僚が現役のまま立候補できるフランスでは 一久
★内容
【フランスの場合】
現役官僚のまま、立候補できるそうですが、その結果どうなるかというと・・
”東大法学部卒による日本の官僚支配”などとは比べ物にならないぐらいの、
官僚支配および、学閥支配の世界となっているそうです。
ゆえに、フランス人は、このエリートになる人と、ならない人との隔たりが
極端に大きくなる。いわゆる格差社会であり、それは単に、所得の格差だけ
ではなく、人間としての考え方の差にさえなっている。
日本の総理大臣は、しばしば詰まらないスキャンダルで辞任するが、このよ
うな幼稚な形であれ、大衆の支持が権力者を追求せしめるような状態を持つ
日本のほうがうらやましいという意見さえ、フランス人やドイツ人にはある
のだそうな。
【官僚政党もアリ】
それを承知のうえで、現役官僚の立候補を認めることは、アリだと思う。
官僚支配打破を叫ぶ政党と、「不潔な政治家から国民を守る官僚」を標榜
する政党が選挙で争うことになれば、これもまた一種の二大政党制といえ
ないこともない。
何度も言ってきたように、大事なのは政党内部に民主主義があるかどうか
ということなのであって、官僚か官僚でないかは問題ではない。
広く自由な意見を求め、真摯にそれらを検討し、果断に実行し、間違いが
あれば、すみやかに対処する。それができているかどかが大事なのである。
官僚達の最大の欠点は、”村化”しやすいことであるが、官僚政党を作り、
党全体の枠組みの中で意見交換できるようになれば、却って彼らの欠点は
解消されることになるかも知れない。
政党内民主主義さえ機能するならば、官僚政党であっても問題ないのである。
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