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#2736/2800 本会議場 市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********) 09/ 8/ 4(Tue.) 7: 0 ( 60)
見えてきた日本の農業 ＫＮ
★内容
農業を６次産業と言った農業者がいた。１次＋２次＋３次＝６次という
ことだ。大規模というアメリカかぶれが言う農業のモデルは日本的ではない
わけだ。日本では、生産、流通、販売を全部行うことが農業が生き残る道だと
悟ったのだ。
口舌の徒が言う大規模など信じる農業者は多くないぞ。
中学時代には、米の生産地ということもあり、中学校に実習田があり、
作付け実習をしていたのだ。技術家庭の教師が言うのだ、ここいら辺の農家は
田の草取りをするから、収量が少ないのだと言う。生育中の根が切られるからという。
もっともな話に聞こえたのだ。
普通は、１反で８俵ほど。素人の先生が、１２.５俵も収穫した人に向かって、
話せるレベルの話ではない。生徒ではなく、そんな人に向かって講釈すべきなのだ。
おそらく、話しても先生に反論はすまい。１反貸すから、やって、教えて下さい
と言うだろう。
学校の実習田は、１反で３俵しか収穫できないのだ。先生は、言葉を濁して、
引き下がるしかあるまい。
口舌の徒は、重用してはならない。
これが、今の日本の経済状況を生み出した元凶だ。
コイズミ、タケナカでは、少なくとも８俵取れる収穫が、３俵ほどで
しかない。確かにコイズミは、普通の人だ。息子をシンクタンクに入れるという
ことだけで、良く分かった。机上の空論を弄ぶつまらぬ政治家となろう。
千尋の谷に突き落とさないのは、ライオンではない。他の動物の餌だわなあ。
ラーメン総理だった。
６次産業としての成果が、産直野菜の販売所、都会のおにぎり屋さん、スーパー
での産直野菜の販売として顕れ始めている。
産直野菜の販売所で、黄色いトマトとか、てんぷら粉代わりの米粉とか、売られて
いる。釣り針のように曲がったきゅうりなども置かれている。前者は農家に元気が
出ている証拠だが、曲がったきゅうりは量が多すぎ。１０本も入って１００円とか。
漬物上手はそれでいいが、少量をサラダにと考える家庭では使いきれない。ここは、
卑屈にならず、曲がってないきゅうりと同じ値段で売っても良いと思われるが。
おにぎり屋さんは、上野駅とかで時々利用している。直接米を販売するのは利益が
多いのは間違いはないが、販売店員の間に、ダウン症と思われる子も手伝っている
のが素晴らしい。黒猫ヤマトの小倉元会長さんは、ダウン症の子達をパン屋さんとか
ケーキ屋さんに就職させ、給料を貰える仕組みをつくってくれた。これは、
経営者の鑑だ。派遣切りする企業の経営者は、学ばねばなるまい。自らも、冷たく
切られて良しとするなら何も言うまい。
田舎のスーパーでは、地元の農家の野菜を売るコーナーを特設して売っている。
大きな顔写真と、畑の様子が良く分かる。農家の売上につながり、買う人にも
美味しさと安心が届く。
農家が主体で販売まで手がけるか、スーパーや居酒屋が主体で野菜を作るか
方向が見えてきている。日本には大規模など合わない。スーパー主体の農業は、
興味深い。都内に住むミュージシャンが、土日に箱根あたりの別荘に戻り、
家庭菜園をやる。種を撒き、芽が出るのを見届けて、翌週戻る。すると、
なめくじに皆食べられて何もない。そんな苦労を、どうやって、素人の集団が
克服するのか。楽しみだ。
机上の空論を言っていた大臣は退場だな。
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