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#2744/2800 本会議場 市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********) 09/ 8/14(Fri.) 9:58 ( 35)
選挙のゆくえ S1
★内容
週刊誌をみると、程度の差はあれ「民主圧勝確実」の見出しが踊って
いる。(まあ数週間前には「東国原総裁・舛添幹事長で自民単独過半
数!」なんて書いていたところもあったが。)
都議選の結果をみても、与野党トータルでは僅差の接戦だったわけで、
今度の衆院選もどちらが勝つかまだまだ読めないと私は思う。都議選
の勢いそのままに短いインターバルで衆院選に入れば、民主の勝利は
堅かったかもしれないが、40日というのは、国民の皆が平静さを取
り戻すのには十分な時間だ。前回の郵政民営化選挙も、年金問題の参
院選も、国民たちは皆、良くも悪くも熱くなっていた。
さんざん「政権交代に期待する」と書いた私だが、今になって「まだ
早いかな」と思うようになってきた。第一の理由は鳩山の献金疑惑で
ある。この種の問題をいっさいがっさい許さないといえるほどの正義
感も潔癖さも自分は持ってはいないが、小沢が叩かれているときにど
うして自分の足元を見直しておかなかったのか、脇が甘すぎると思っ
た。与党になってもこの甘さが野党に付け入るスキを与えて、まとも
に政局運営できるだろうかと思った。
私は、民主党の永久政権を望んでいるわけでも、自民党の壊滅を望ん
でいるわけでもない。与党と互角に戦える野党が、常にこの日本にい
てほしいと思っている。必ずしも二大政党制にこだわるつもりはない
が、結果として、2、3期ごとに政権交代が行われるような状況が一
番いいのではないかと思っている。
だから、自民、民主ともに、壊滅的惨敗だけはしてほしくないのだ。
一部の週刊誌の記事のように、自民が二ケタ議席までに落ち込めば、
(私はありえないと思っているが)解党まで行くかもしれない。民主
が政権をとっても、脇の甘さを揺さぶられ、ろくに政策を実行できな
ければ、次の選挙で再起不能なまでに叩かれるかもしれない。(この
可能性が高そうに思えてならない。)
全体としてのレベルの高さも重要とは思うが、私としては与野党のつ
ばぜりあいで政局が動いていくことをまずは望む。
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