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#2769/2800 本会議場 市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********) 09/ 8/31(Mon.) 6: 5 ( 38)
民主主義が自殺した日 一久
★内容
【8月30日という祈念日】
「よく見ておくがいい! 民主主義の自殺とはどういうものかを!」
2009年8月30日という日は、日本の民主主義が自殺した日として
記憶されることになるだろう。
国民の審判に従うのが民主主義なのだから、問題ないのではないか?
しかり、国民は決断したのである。民主主義でない政党に政権を渡す
という決断を。民主主義はもういらないという審判を!
民主主義の選挙とは、民主主義の自殺を可能足らしめるシステムである。
【死ぬまいとして自殺する愚】
民主主義を最終的に担保しているのは、政党内の民主主義である。
これあればこそ、選挙の時以外でも、国民の声を政策に反映させ得る。
それは、観念的な「国民の声」ではなく、個々の問題について政党内部
からの指摘・検証・反対論が出てきて、政権政党の暴走を牽制するとい
う意味である。
かかる政党内民主主義の出来を競ってこその、民主主義の選挙である。
であればこそ、どちらが勝っても問題はない。
問題なのは、マスコミや国民がこのことを理解せず、政党内民主主義を
持たない政党を、政権交代可能な政党だと信じてしまうことが往々にし
てあるということである。
これがすなわち、民主主義の自殺というものである。
前政権に失望して、民主主義を持たない政党に政権を委ねるパターンで
ある。死ぬまいとして自殺する、まさにその形である。
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