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#2770/2800 本会議場 市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********) 09/ 8/31(Mon.) 17: 8 ( 38)
選挙後に見えた本来の政治家の姿 KN
★内容
今回の選挙は民主308という絶妙な数になった。縁起も良く、
1党で320とならないので、分裂騒ぎも起きにくく、まとまって
いけそうな数である。
自民で自らの力で勝ちあがった政治家は、素晴らしい。平沢勝栄の
天下り禁止論は、現実的で納得のいくものだ。官僚全てを悪者扱いせず、
協力してもらうべきというのは、その通りだ。現場が良く見えている。
民主でも、前回落選し、数年間地元を地道にまわった人の言うことは、
的を得ている。新潟県では、民主が全勝したが、郵政選挙で自民が勝って
いた選挙区が1つだけあった。磐石な保守の地盤だったから、民主が勝てるとは
思わなかったが、ダブルスコアほどの差で勝ってしまった。参院選で自らの地盤で
落選し、領地変えしたからなおのこと信じられなかった。
その当選者が言うには、各地をずっと回り、話を聞いたら、不況、雇用問題で
震えがきているという。マニフェストやら、抽象的な夢や希望や不安のない・・・
という話など伝わらないレベルなのだ。現実が見えず、緊張感のない麻生など
とにかく退場せよということなのだ。数年の浪人生活で問題点が良く把握された。
加藤紘一氏も、危なげなく勝った。議員辞職し数年田舎まわりをされたはず。
選挙民の心情がとても良く分かっているのだ。だから勝てる。自民、民主ではなく、
国民目線で、問題点が見えていて、動けるか否かが議員としての価値だ。
自民の政治家で、小選挙区で勝ち上がった政治家は一級の政治家だ。加藤氏、
平沢氏、高村氏などは、自民党の良心そのものだ。
不況の問題と、年金問題も関心が高かった。安倍氏の対処が自民不信の基本に
残ってしまった。選挙前に長妻氏が、この問題は政治的決断が必要と、言い切った
が、これが正解だ。社保庁が記録を提示できなければ、払い込んだと見なして
払うべきだろう。似たような問題が、郵便貯金にあった。片山虎之助氏が、印影を
不正にコピーし、預金を引き出された場合に、保護してくれたことがあった。
これこそ政治決断。政治家の良心だ。もし、安倍氏がこういう良心を持ち合わせて
いたら、いまだに総理大臣を続けていられたろう。
今は、長妻氏に、そういう政治家の良心が移ってしまった。政権交代が起きて
当然だ。
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