〜*〜  本会議場 市民の討論広場 メイン会場  〜*〜

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#2793/2800 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  09/10/16(Fri.)  22: 5  ( 41)
なかなか、面白い民主党予算     一久
★内容

【赤字補填は日銀引受国債で】

 放漫財政としか言いようの無い民主党予算であるが(それは選挙前
 から言われていた。財源を示さないから誤魔化されてただけ)、こ
 れを日銀引受国債で賄うのであれば、悪くないと思う。

 ケインズ政策に使う財政出動の原資をどこに求めるかということに
 ついては、ろくな研究成果がない。

 ケインズ自身を含めて、なんとなく均衡させないといけないんだろ
 うなぁ、という程度の認識しかない。驚くべきことであるが・・・


【羹に懲りて膾を吹く】

 戦後のハイパーインフレのトラウマからか、日銀引受国債による量
 的緩和に、アレルギーを示す人がほとんどであろう。

 だが、すべてのことは状況によって変わるのだ。戦後と21世紀初頭
 の今とでは、日本の経済状況は180度異なっている。

 あの時代、生産力は最低、輸入は不可能に近く、おまけに流通機関
 も崩壊状態。一方、復興のために膨大な需要が常にあった。

 この状態で量的緩和をすれば、インフレになるのは当然であろう。
 
 しかし、21世紀の今は、それとは逆の状態にある。

 需要マインドは低迷し、生産力は有り余っている。輸入は自由で、
 流通も健全である。

 このような状況で量的緩和をしても、問題はあまり無い。一部の生
 産不可能な財が値上がりするだけのことだ。

 そう、ケインズ政策の原資は、生産余力と需要との関係から判断す
 るべきものであって、財政均衡などというものから割り出せるもの
 ではないのだ。





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