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#2870/2900 本会議場 市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********) 10/ 1/30(Sat.) 20:38 ( 42)
政治家の定年制度について 一久
★内容
【ビスマルクの策略】
もともと定年制度は、ビスマルクが厄介な政敵をどうしたものか
と考えているとき、強敵はすべて65歳以上だということに気づ
いた事からはじまったそうな。
ダメもとで議会に提出してみると、若手を中心に思わぬ賛同を得
得て、ビスマルクは老獪な政治家達を厄介払いできたとさ。
【下野する精神を持て】
しかしながら、現代日本では、定年制は有意義であると思う。
それは、日本の政治家達が、政治家という肩書きにしがみつきす
ぎているように思えるからだ。
明治の政治家達はそうではなかった。そうだから、政治家とは言
い難い巨人が多数存在した。
勝海舟・福沢諭吉・板垣退助・大隈重信etc・・
政治家の地位に拘らず、ひろく国家社会に尽くした人々は枚挙に
いとまがない。政治家であった人の中にも、潔く議席を離れる人
も少なくなかった。
下野してもなお、影響力を行使する自負があったからである。
逆に、中曽根氏はどうだろうか。
さっさと下野して、マスコミに登場すればよかったものを、政界
にくすぶり続けて今に至る。老醜をさらす結果となってしまった。
中曽根氏と、塩爺やハマコウとを比べてみればよい。政治家として
の器量・功績は中曽根氏のほうがはるかに大きいのに、引退後の
輝きは、みるも無残なものである。
中曽根氏のようにならぬよう、定年を期に、議席を離れても活躍
できる場をもてる政治家になる努力を政治家諸君は忘れないでい
てもらいたいものだ。
下野する勇気こそが、政治家の精神に一本筋を通すのである。
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