ログファイル >>
|
#2878/2900 本会議場 市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********) 10/ 2/ 8(Mon.) 19:25 ( 49)
本気であれば、正気ではない<小沢氏会見 一久
★内容
【もし本気なら・・】
不起訴によって「白という結論が出たのだから」、それ以上説明責任は
無いとか、マスコミの方々には、そこのところをもっと報道してもらって
から話をしたい、だとか・・・
もし冗談で言っているのでないならば、正気ではない。
否、単に政治を知らないだけなのだろうか。これでは、記者会見に集
まっている若手政治記者諸君と大差ないではないか。
小沢氏ほどのキャリアの政治家が、刑事責任と政治責任の違いを知らない
はずはないのだが・・・
もし、本気であんなことを言っているのであれば、小沢氏は正気ではない
ことになる。
【基礎中の基礎ですが・・・】
刑事責任と政治責任は違う。
不起訴というのは刑事責任に関するものであり、これは疑わしきは罰せず
というものだ。小沢氏の場合も、嫌疑不十分で不起訴となった。
政治責任はこれとは違う。
政治責任においては、嫌疑が十分に晴らされたという説明を政治家がせね
ばならない。そういう厳しい義務を課さねば、権力を持った人間に責任を
取らせることは不可能に近いからである。
よっぽどドジを踏まない限り、有力政治家や高級官僚が刑事責任を立証さ
れるようなことはないからだ。
たとえば小沢氏の場合、小沢氏が何の指示もしなくても、彼の支配勢力化
にある人々は、自発的に小沢氏にとって都合の悪い事物を互いに協力して
揉み消すだろう。
ゆえにこそ、権力者には立証責任が課せられるのである。むろんこれは法
律上の責任ではない。(法律上の責任は刑事責任である。でなければ小沢
氏側の言うように検察ファッショになってしまう)
社会責任であり、政治家の良心を問う問題なのだ。小沢氏だけでなく、民
主党の立証責任、日本議会の立証責任が問われているのである。
[ ( タイトル一覧#2859-2878 | メッセージ#2877 ) 前 << 昇順 >> 次 ( メッセージ#2879 | タイトル一覧#2879-2898 ) ]