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#2881/2900 本会議場 市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********) 10/ 2/11(Thu.) 9:14 ( 59)
ご冥福を祈る、は間違いか? 一久
★内容
【ご冥福を祈る】
ググッてみると・・・
この言葉は、49日の待機時日から、来世へ輪廻する間に
使われるもので、それを過ぎると間違いになるそうな。
つまり、よい来世にいけますように、という祈りだとか。
しかし・・・
そもそもこれって、仏教的ではないような・・・
輪廻転生は自己責任の世界なので、誰が冥福を祈ろうが
どうにもならないことのはず。縁無き主従は度し難し。
どうも、「祈り」が「呪術」と同一視されているように
思えるのだが・・・
日本では宗教とは呪術のことだ、と某外人が言ってるそ
うだが、まさにその通りだろう。
呪術であるから、何教に対しても寛容であり、同時に、
「呪術に過ぎない」から何教の教義に対しても服従しな
い。
本来、宗教は規範を決定するものだが、日本人にとって
規範は人間が作るもの。神も仏も、人間に使われる便利
屋にすぎない。宗教とはその為の呪文のようなもの。
おっと、話がズレた。
キリスト教だと、最後の審判までが猶予期間だから、期
限は無いのかな・・・?だから「安らかに眠れ」という。
最後の審判の日に、ムクムクとゾンビになって出てきて、
天国へ行くか永遠の死となるかを告げられる(結果は最
初から決まってるのだが:予定調和説)
予定調和だから、呪術の入り込む隙間はない。ゆえに、
外国では冥福を祈らないのも当たり前か・・
【「祈り」ならば問題ナシ】
呪術であれば、期限が問題になる(期限後も呪術を掛ける
ということは、悪い来世に行ってしまったか、幽霊にな
ってるということを意味するから)
が、「祈り」ならば問題ないのではないかと。
「祈り」は捧げるものであって、それで相手がどうなる
ものではない。自分の心を表すものにすぎない。
そうであれば、期限後であっても、相手が地獄に居ようが
天国に居ようが、関係がない。
ただ、良い来世に行っていてほしいと思っている人が存
在することを遺族に知らせ、遺族や知人の、故人に対す
る評価を上げることが目的なのであるから・・・
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