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★タイトル (********)  10/ 5/13(Thu.)  19:48  ( 26)
商売の変化：柿の種     ＫＮ
★内容
　新潟の地元の米菓会社が空前の利益だという。昔から食べていた柿の種
をそのまま販売しているのだが、安値競争に加わらず、海外進出するなど
して、利益を上げたのだ。すばらしい。

　新潟は米の産地であり、米菓会社は多い。都内のスーパーでは、地元の
数社の米菓が、置かれている。結構大きな袋で１００円とか。これじゃ、
従業員が泣くよと思いつつ見ていたものだから、胸のつっかえが取れた。
安売りしている米菓会社では、従業員にしわ寄せしてしまうのだ。入社時
には、保証人を二人要求したりするものだから、親達は騙されてしまうのだ。
でも、あまりの過酷さで、１年程で辞めてしまう。これが、今の日本の
多くの企業の姿かもしれない。

　半年ほど前にも、長崎ちゃんぽんのチェーンが、国産野菜を使うとして
値段を高くして売り出したところ、持ち直したそうだが、同業者の首を締め合う
ような商売やら、従業員を酷使するような会社など、ようやく間違いに気が付いて
修正に入っていくことだろう。

　日本や東南アジアでは華僑が強いが、インド商人にはかなわないそうだ。インド
商人はアラブの商人にかなわない。アラブの商人は、ペルシャの商人にかなわない。
その最強の商人は、お互いの首を締め合うような商売はしないのだそうだ。
厚利多売という、理想的な商売をするのだ。

　残るは、牛丼業界か。吉野家は、安売りをしないものだから、赤字だと言う。
今の社長は、吉野家が倒産するも、頑張って復活させた苦労人だ。知恵を働かせ、
厚利多売という賢い商売をやってほしいものだ。



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