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#2987/3000 本会議場 市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********) 10/ 6/ 1(Tue.) 7:11 ( 41)
政権与党内の言論の自由 一久
★内容
【政権与党内の言論の自由】
政党外の言論の自由には、意味が無い。それらは、政党内民主主義
に担保されたとき初めて、意味を持つ。
では、その政党内における言論の自由は、どういう意味を持つので
あろうか。
政権与党内部における言論の自由というものには、責任と検証が常
に求められる。その点が、外部における言論の自由と大きく違う点
である。
政権与党内で発言すれば、賛成多数を得て採用された場合には、無論
大きな責任を提案者は負うことになる。
逆に、猛反発を食らった場合には、賛否両方から徹底的な検証を迫
られることになる。
どちらにしても、党外のTVやネットなどにおける議論とは違って、
責任と検証を負う、責任ある議論となる。
政党内における言論の自由とはこういうものである。
言い換えれば、政党内民主主義の中でしか、責任のある議論は不可能
であるということでもある。政権与党であるからこそ、その内部での
討議結果が直接政治に関わってくる。ゆえに、TV番組のような、い
いかげんなことはできないし、結果に対して責任を問われることにも
なる。
このような政党内部における真摯な議論が無ければ、民主主義は無い。
政党外の自由な意見とは、責任を負わない気楽な立場の利点を生かして、
より広範な意見を政党に聞かせる為にある。シロウトの大胆な発想を
聞いた技術者が、今まで出来ないと思っていたことに挑戦するような
ものである。
これは、経済学の比較優位という考え方にもつながるものだ。
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