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#2995/3000 本会議場 市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********) 10/ 6/ 6(Sun.) 21:55 ( 39)
労働力こそ国富の源泉 一久
★内容
【古代国家においては】
古代国家においては、強制労働こそが最大の課税であった。
生産の限界は労働力の限界によって決まった。労働力が限界に達すると、
そこで生産高は止まる。
そして、産業革命以前においては、生産力の限界は、社会の潜在的需要
を常に下回っていた。
いわゆる「セイの法則」は、この状況下でならば、成立する。
【近代になって】
資本主義社会が登場してから、失業者が大量に現れた。
これはつまり、生産力が需要を抜き去り、需要を満たす生産をしてもなお、
労働力が余る時代になったということである。
ゆえに、今現在、どの国においても失業者対策は国家の主要政策となって
いる。
【古代に帰れ】
しかしこれはオカシイではないか?
失業者が存在するということは、古代的価値観からすれば、「宝の山」が
存在しているようなものだ。
この失業者を使って、なんでも生産できるではないか。
失業者という宝を使って、有益な事業を行えばよい。失業者は、そのまま
では何も生まないが、国家が雇って何かをさせれば、社会の財は増える。
マクロ的に見て、国富は増える。
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