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#3007/3100 本会議場 市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********) 10/ 6/29(Tue.) 22:20 ( 46)
民主主義・言論の自由・政治 一久
★内容
【民主主義とは】
民主主義とは、国民主権のこと。国民が主権者であるということ。
では、主権者とは何か? それは、言論の自由を持つ者のことである。
王政の時代、言論の自由の無い王様を、主権者とは言わない。傀儡
もしくは、象徴としての王と見做された。
王政においては、王だけに言論の自由があり、王以外の人間は、王から
言論の自由を分け与えてもらっていた。王の認証のもとにしか、自由は
ありえなかったのである。(もしくは王からその権利を簒奪するか)
国民に主権があるということは、すべての国民が言論の自由を持つとい
うことである。
言論の自由の目的は、事物の検証である。
政治においては、政治家の言動・政策を批判・検証し、もって、世の中
を良くするべく発言することである。
言論の自由が無ければ、為政者の言動を監視することはできない。それは、
国民主権が成立していないことを示す。王政における傀儡王と同じである。
そして、最も有効な批判・検証者とは、為政者の同志達に他ならない。
聖君の臣は臣という名の師であり、名君の臣は臣という名の友であり、
愚君の臣は臣という名の奴隷である。
円卓の友こそが、最もよく王に意見できる。民主主義におけるそれは、
政党の同志である。政党内において、もっとも開かれた討議があってこ
そ、その政党の言動を良導できるのである。
政党内民主主義の重要性がここにある。
もしも政権政党において、政党内民主主義がないならば、その政党は
友を持たぬ王に等しい。その政党には議席を持った奴隷しか存在しな
いことになる。
今の民主党はまさにそのような政党である。
そしてそのような政党が政権を担っている今の日本は、民主主義国家
ではなく、ファシズム国家である。
いや、民主主義が死んだことにさえ気づかない、ゾンビ国家である。
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