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#3042/3100 本会議場 市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********) 10/ 9/21(Tue.) 20:31 ( 45)
民主主義の根幹 一久
★内容
【選挙のしかた】
結局、民主主義において政治を良くする方法は、
「どの政党(候補者)が最も民主的か」ということを基準にして
投票することである。
マスコミは、その為の情報を提供し、識者はどの政党が最もよき
民主主義を布いているかを解説するし、国民はそれを元に選挙で
投票する。
このようにして選ばれた政党であれば、どの政党がどれほど議席
を独占しようとも、政党内部の民主主義によって、自制が効くこ
とになる。
政党内部に民主主義が存在するということは、政党内部において
すべての案件に対しての反対意見が存在し、常に活発な討論が繰
り返されているということである。
そうであってこそ、党執行部が一部の意見に偏って暴走したとき、
党内反対勢力からの掣肘が可能となる。
そのようなことは、野党がやればいいではないか、と言う人もい
るだろう。否、ほとんどの人がそういうものだと思ってきた。し
かし、そこに間違いの元凶があったのだ。
国家というひとつしかないものにおいて、その場を民主化するこ
とは不可能である。なぜならば、逃げ場がないからだ。
今、この国の政治体制は明らかに民主的ではないからといって、
出て行く訳にはいかない。これでは、国家は浄化されることはな
い。
ふたつ以上の政党が、それぞれに政党内民主主義を持ち、そのデ
キを競う場合、もしも一方の政党の党内民主主義が危機に瀕した
場合、党員は別の政党へ移動することができる。
そうであってこそ、独裁化しかけた政党も、襟を正さざるを得な
くなる。
ふたつ以上の「民主主義」が競い合う形であってこそ、民主主義
は浄化・発展し得るのである。
国家内国家としての政党がふたつ以上必要である理由である。
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