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#3093/3100 本会議場 市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********) 10/11/29(Mon.) 21: 3 ( 28)
政権交代によって「後退」した時計の針 一久
★内容
政権交代によって、時計の針はむしろ後退した。
民主主義における二大政党制の政権交代とは、より優れた民主主義を
実現している政党に交代するということである。
民主党は、鳩山・小沢問題を棚上げしたまま選挙戦に突入した。これは
権力者の不正を糾す権利という、最低限の言論の自由を否定したという
ことであり、民主党には民主主義が無いのだと宣言したに等しい行為で
ある。
にも関わらず、国民は民主党に政権を与えた。これはつまり、国民が
民主主義なんかもういらないと言ったのと同じである。その自覚も無
しに、日本の民主主義を自殺させたのだ。
民主主義なき政党への政権交代によって、日本の民主主義はむしろ後退
したのである。いや、死に瀕しているといえる。
不幸中の幸いは、民主党首脳自身が、そのことを理解していないという
ことである。彼らは自分達を民主主義者だと勘違いしている。
実態はファシストであるのに、だ。いわば、今の日本民主主義は、死んだ
ことに気づかないゾンビ国家である。
ヒットラー以前のドイツの政権もまた、同様のゾンビであった。しかし
確信犯ファシストである、ナチスよりはまだマシだったといえようか。
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