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#334/400 本会議場 市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********) 02/ 7/ 5(Fri.) 22:51 ( 48)
田中知事 一久
★内容
田中知事
田中氏は、議会を解散させるべきである。
既存政党のバックを持たない首長は、自分個人の与党を議会に作る
努力をする必要がある。
現在の議員を説得できないのであれば、選挙による議員の入れ
換えを画策するべきなのである。
だから、田中氏は議会を解散することを、知事に当選した直後から
考えにいれていなければならなかったということになる。
県民との触れ合いを増やすという姿勢も、この戦略のうえで行なわ
れていなければならない。
つまり、議会を解散させた場合に、自分の与党として立候補してく
れる人間を発掘すること、その立候補者に票を入れてくれる支持者
を作ること、これである。
田中氏は、はたしてそれを視野にいれて活動してきたのかどうか。
彼の政治家としての手腕は、その点において問われるのである。
首長が代わっただけではなにもできない。
地方自治体が代わるためには、議会を構成する議員も変わらなけ
ればならない。
であるならば、シロウト知事がなすべきことは、まさにこれ、すなわち、
旧来の議員をスポイルして、新鮮な議員候補者を育てることにつきる。
すべての政策は、その後にしか実行できはしないのである。
知事にシロウトを当選させることは簡単である。
が、議会から利権政治家を追い出すことは難しい。とくに、大選挙区
中選挙区制度をとる地方自治においては。
だからこそ、中心になってそれをやる人間が必要なのである。
それはシロウト首長以外にはいないのだ。
シロウト首長が発掘した、新しいタイプの議員が議会を占めれば、政治
は閉塞感を脱することができよう。
これなくして、地方自治に新風を吹き込むことなどできはしないのだ。
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