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#392/400 本会議場 市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********) 02/ 8/28(Wed.) 22:23 ( 60)
教育論 序文 一久
★内容
教育論
これからしばらく、教育のことについてまとめていこうと思う。
以前に書いた内容と重複することを載せることになると思うが、
ご了承願いたい。
初めに、私の教育論においては、いわゆる「教」の部分を重視
し、「育」の部分は軽視していることをことわっておく。
その理由は、
第一に、ここで述べるものは政治政策のための論理であって、
道徳論ではないからである。
第二に、「育」の部分は、きわめて個人的な問題であり、各個人
の才能や家庭環境に左右されるものだからである。
つまり、国家がいかなる「教育」を施そうとも、育つかどうかは、
個人しだいなのである。
__________________________
次に、私の教育論の目指すべき目的についてのべておく。
これから述べる教育論の目的は、
「各個人がその能力・才能を十分に伸ばし、社会において活躍
できるようにすること」
これである。
そのためには、誰でもが、自分の学びたいことについて、いつでも
学ぶことのできるシステムを作ること。
そして、その学んだことについて、他人や社会から正当な評価を受
ける機会をもたらす必要がある。
例えば、大学入試の勉強をしていれば、親は安心する。 合格とい
うものによって、社会的評価を得ることができるからである。
しかし、例えば高校三年生が航空工学について大学生以上の知識
を持っていたとしても、社会的評価を受けることはできない。それが
現状である。
私の論では、このような高校三年生のために、その知識を評価でき
る試験を作り、それに合格すれば、それ相当の社会的評価を得るこ
とができるようにしなければならない、ということになる。
例えば、大学の単位として認め得る国家試験によって、である。
学問は自由に、
学位は厳格に、
そして、評価は実績で。
これが、三大基本原則である。
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