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#409/500 本会議場 市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********) 02/ 9/11(Wed.) 21: 7 ( 35)
同時多発テロ 報道 一久
★内容
同時多発テロに関する報道を見て
ひとつ、考えさせられる報道があった。
それは、日本人遺族のひとりが、今日、特攻記念館を訪れたというものだ。
この人がいうには、
「キチガイに殺されたと思うよりも、彼ら(実行犯)もまた血の通った人間で
あったのだ、と思うほうが気持ちの整理がつく」
のだそうだ。
我々は、アルカイダのテロリストの考えには同感できない。
しかし、我々の考えが彼らに理解できないように、彼らにも我々には解らな
い考えがあるのだろう。
このような、意志の不通は、戦争にも相通じるものである。
テロの背景や、テロリストの事情を斟酌することは、テロを容認するものだ
とする意見もある。
しかし、そうすることによってこそ、犠牲者の遺族も救われるのである。
「狂信者に殺された」のでは救われないが、「正義を信じて犯行に加わった
者とともに死んだ」のであれば、戦争犠牲者と同じ栄誉と追悼を受けること
ができるのだから。
テロリストは狂信者、と決めつけることは、犠牲者の遺族を、むしろ傷つけ
ていることになる。
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