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#469/500 本会議場 市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********) 02/11/ 9(Sat.) 22: 3 ( 32)
親子企業 2 一久
★内容
下請けと親会社
なぜそんなことになったのであろうか。
本来は、親会社が才能豊かなデザイナーを発掘し、正確なリサーチによって
売れ筋商品を発見し、大胆な市況予測をたててヒット商品を開発するもので
あったはずだ。
ところが現実はそうではない。
前述のように、親会社は子会社に寄生し、より安く商品をつくれと号令するだ
けのものに成り下がってしまった。
その行き着く先が、中国での生産による、さらなるコスト・ダウンというやつだ。
そうなるべき原因が、下請けというシステム自体に内包されている。
つまり、下請けに発注して、実際のもの作りを任せてしまうと、親会社にとって
の製品は、たんなる金儲けの道具となり、「自分達の作った製品」という意識
を保てなくなるのである。
「自分達の製品」ではない以上、それに対して愛着など持てるわけもない。
ただ販売先の要求するままに、より安く作ることだけを考えることになる。
逆に、業績が好調な企業をみてみれば良い。
そういう企業は、どんなに大きな企業であっても、自社製品をどう市場に売り
込んでいくか、ということを考えている。
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