〜*〜  本会議場 市民の討論広場 メイン会場  〜*〜

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#516/600 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  03/ 1/ 2(Thu.)  21:29  ( 71)
景気コントロール  推考     一久
★内容
推考途中ですが・・・・


 技術革新によって生産性が向上すれば、それ以前に比べて
 消費は増える。増えなければ、失業者が出る。もしくは、値段
 下がってデフレになる。

 消費が増えて、失業者もでない。デフレも起きない。

 ♪ なんでだろう〜 、なんでだろう〜 ♪

 「誰かが借金をしてるのさ〜」

 この借金のぶんだけ、世間の金は増えていることになる。

 言い換えれば、「富とは、借金の多さのことだ」ということ。

 この借金の中には、普通の借金だけではなくて、株価や
 地価のようなものも含まれる。いわゆる、信用創造という
 ものだ。

 バブル経済とは、この種の信用創造が極端に大き過ぎる
 状態をいう。

 その崩壊は、創造した信用が失墜する状態を意味する。

 ところで、バブル期において創造された信用に見合うぶん
 の労働が要求されたのであり、それに対しての供給も、あ
 る程度満たされていた。

 バブル末期には、不足気味になり、外国人労働者受け入れ
 問題まででてはいたが。

 その後、バブルが崩壊して創造した信用が失墜した。

 当然、信用失墜に相当する労働力が不要となる。消費も減
 る、デフレにもなる。

 以上のことから、国が借金を増やすのは、行き過ぎた信用
 失墜を救済するために必要なことであることがわかる。

 また、国が投入する資金は、国債のような借金という形を取
 る必要はなく、紙幣の増刷でも構わないということになる。

 要は、生産性の向上によって生みだされた余剰財を消費に
 転換させるに足るだけの貨幣の投入をすることが政府に求
 められているのである。

 政府は、信用創造と信用失墜とのバランスがどのような状況
 にあるのかをみて、さらに余剰労働力との関係を把握し、それ
 らの指標から、投入するべき貨幣の量を加減すればよい。

 貨幣というものは、あくまでも経済活動を円滑に動かすための
 道具にすぎず、それ自体が価値のある財ではないのだ。

 私のこの考えかたは、いうまでもなく、兌換紙幣や金本位の否
 定である。

 貨幣政策の担当者が注意すべきは、第一は、生産性の向上が
 もたらす必要労働人口の変移と、余剰労働力の関係であり、第
 二に、市場の持つ信用創造力の強弱である。

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 ただし、このような考え方は、日本のように生産力が消費を常に
 上回る国についてだけ言える。

 北朝鮮のように、生産と消費の関係がつねに逼迫している国に
 は適応されない。



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