〜*〜  本会議場 市民の討論広場 メイン会場  〜*〜

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#545/600 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  03/ 1/21(Tue.)  20: 2  ( 50)
構造改革     一久
★内容
構造改革

構造改革、構造改革というけれど、そもそも
改革するべき構造とはなんなのであろうか。

不良債権の処理だとか、国家予算の支出削減
とかでは、「構造」の改革だとは言えまいに。

今の不況の原因は、言うまでもなく土地バブル
の崩壊である。

しかし、これはある程度予想されたものだった。

それこそ「構造的」に、日本は土地バルブが起こ
る危険性を持っているのである。


このことは、すでにオイルショックによる地下暴落
のときに明らかとなっており、司馬遼太郎のよう
なシロウトにさえ糾弾されていた。

土地の値上がりを見込んで事業をする、なんて
のは資本主義でもなんでもない。

その似非資本主義こそが日本経済の構造なので
ある。

この「構造」を打破し、真の資本主義を築くこと
ができないのであれば、たとえ今の経済危機を
乗り越えることができたとしても、将来において
同じ危機が必ずやってくることになる。

ゆえに、地価が上がれば持ち直す、などという
「経済政策」は、限りなく無価値に近い「政策」
なのである。

本来、地価が上がるのはよいことだ。その地価に
見合う価値が創造されるのであれば、の話であ
るが。

しかし、日本の場合そうではない。

値上がりを見越した投機的売買であり、それを
あおったのは、住居に対する国民の飢餓感である。

つまり、住宅環境の整備なしには、この土地依存
体質という「構造」を改革することなどできる訳
がないのだ。




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