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#599/600 本会議場 市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********) 03/ 4/14(Mon.) 21:33 ( 52)
国連主導には反対 一久
★内容
国連主導の復興には反対
私は、国連主導の復興支援には反対である。
国連と言いさえすれば、なにか世界的な承認を得たような気
になってしまうが、現実の世界はそんなに甘くはない。
国連内部においても、利権争いがある。それはテレビを見て
いるだけで、誰にでもわかることだろう。
膨大な供出金を払いながら、国連のポストを手に入れることに
無関心な日本のような国は、珍中の珍なのである。
すべての国は、より少ない労力でより多くの利権を得ようとして
暗躍している。そのような利権争いや、主導権争いをイラクに
持ち込んで、なんとするのだ。
フランスやドイツやロシアが参加することによって、アメリカの独
走を抑制するのだ、といえば聞こえはいい。
が、それよりも、利権やポストを巡っての争いごとを抱えることの
マイナスのほうが、はるかに大きな損失を生むであろう。
早い話が、開戦前の国連決議を巡っての堂々巡りのように、な
にも決断できない事態の多発を生むことになる。
それによって、膨大な苦難を押しつけられるのは、イラク国民な
のである。
孫子いわく、 「 兵は拙速を聞くも、巧遅を聞かざるなり 」
戰後復興という緊急性を伴う事態を打開するには、強固な一体性
を持った指導体制が必要なのである。
利害の入り交じった野合的な「国連主導」とやらでは、決して良い
結果は残せない。
もっと単純に考えてみよ。
いったい、イラクの人々にとって、いまいる米英軍以外の外国の
軍隊をさらに自国に導き入れることが喜ばしいことだと言えるだ
ろうか。
さらに多くの外国の軍人が、イラクをその軍靴で踏むことを、喜ぶ
イラク国民がいるのであろうか。
ましてや、ロシアあたりの規律や品性に問題ありと考えられる軍人
が到来することを、歓迎する国民が存在するだろうか。
国連主導は、事態を複雑化させ、困難を増すだけである。
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