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#624/700 本会議場 市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (ldk06054) 03/ 5/12(Mon.) 18: 9 ( 31)
構造改革の進度:暗闇の黒牛 KN
★内容
NHKで3夜連続で、日本の再生についていろいろな意見が
聞けた。中小企業の経営者が、構造改悪だとか言う。実感が伝わって
くる言葉だ。
党首討論で、菅さんが低公害車以外は成果がないといった反論で、
どこを見ているのかという総理の反論。暗闇で真っ黒な牛を引き回して
いるがごとく、見えないのだ。輪郭が見えない。平たく言えば、
株価が下がっており、底がわからないということに似ている。
上がることのない底なわけだ。
いつだったか、総理が、兜町に視察に行ったときに、今がチャンス
だと、株を買うのを勧めていた、今は、それよりも低い。現実が
見えず、原因もわからない。どこを見ているのだろう。と、逆に
聞かねばならない。
農家には、篤農家もいれば、怠け者もいる。田んぼを見回って、
稲の間から草が見えて草を取る。それでも、かなり、草が生えていて
苦労する。明らかに草が見えたら大変な思いをする。篤農という
のは、草が見えないうちに、草取りに入る。それでも草はあるが、
作業は楽だ。今の経済状況は、草が見えて草を刈るような感じだ。
高額な、予算が必要になる。子孫のために、借財を残したくない
と、言いながら、逆のことをやる。
株価は、他国より下落率が低いからいいというわけではあるまい。
株価が下がって起きる最悪の事態に対処しておくことだけが重要だ。
これが政治家のあるべき姿だ。学者や評論家は、言い訳やはぐらかし
でいいかもしれぬが、政治家のとるべき態度ではない。そうか、
政治家がいなかったか。
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