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#750/800 本会議場 市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********) 03/ 9/18(Thu.) 10:21 ( 35)
あきらめの経済効果 一久
★内容
小泉改革の真価
何日か前の産経のコラムにこんな話が載っていた。
小泉経済無策によって地方では、国の助成をあてにする旧来の姿勢
は放棄され、自助努力による新規事業の開発を目指す動きが出てきた、と。
これを「あきらめの経済効果」とかいうのだそうな。
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人は逆境の中でこそ新規の工夫をするものである。
とりあえず景気を回復してから、構造改革を目指す、というのは画餅に
すぎぬ。あのバブル景気のとき、いかほどの構造改革や合理化がなされ
たというのか。国家予算は水膨れしていくばかりではなかったのか。
旧来の方法によって工事発注をバラマキしても、それは死すべき運命
の産業を延命させることにしかならない。
大事なことは、新規事業が育つように社会構造を変えていくことである。
ところが、困ったことにベンチャー支援といえば、補助金を出すとかいう
ことしか思いつかない人が多い。それでは、従来のやりかたとあまり変わ
らないではないか。
新事業を成長させる為に必要なことは、まずは規制緩和であり、次に公
的な宣伝・広報の手段を確立すること。そして、販売ルートも同様に公的
な場で獲得できるようなシステムを作ることである。
新事業を阻む最大の要因は、既存経営者たちの石頭である。
これをスキップして、柔軟な頭の経営者や、直接消費者に新製品を提示
し、販売するシステムを作り上げることができれば、新産業などは放ってお
いても育つものである。
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