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#401/500 本会議場 市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********) 02/ 9/ 4(Wed.) 22:25 ( 71)
全員雇用 一久
★内容
経済政策
消費が伸びないのは、将来への不安があるからである。
老後の資金だけでなく、雇用の継続さえもが、いまや心配のタネと
なっている。
「一国を納めるには、希望と安らぎ」だという。(「男一匹ガキ大将」より)
とするならば、日本政府は、少なくとも「安らぎ」を国民に与えることが
できていないのだ、ということになる。
この状況を打破する、一番簡単な方法は、全失業者を国家で雇って
しまうことだ。
職業安定所に職探しに来た人間は、全員雇用してしまう。
そのかわり、給料は安い。ただし、勤務時間も短くしよう。欧州なみに
1600時間勤務で手取年俸300万円、というところでどうだろうか。
もちろん、職能や経験を積めば、より上級の公務員へ転勤できるし、
私企業へ移ることも、自ら起業することも自由である。
移籍した企業や、自分で作った会社が倒産したりして、再度失職した
場合には、もういちど職安に戻ってくればよい。
誰でもが、希望すれば就職できるようになる。老齢でも、それにあった
仕事を与えられる。
こういう状況になれば、とりあえず不安はなくなるはずだ。
少なくとも、雇用不安でローンが組めない、なんてことはなくなる。
今、日本には三百万人の失業者がいるそうだから、
三百万人 × 三百万円 = 90000億円 = 九兆円 か。
なんだ、たったの九兆円ではないか。年間 30兆円以下とかなんとか
いうから、(はて、あれはなんの話なんだろう? (^^ゞ) それからみれ
ば、なんと安いことであろうか。
しかも、この三百万円をもらった人々は、その多くを生活費に使うで
あろう。低賃金層ほど、貯金をしない(できない)ものだからである。
ということは、乗数効果もまた、大いに期待できるのである。
しかし、そんなことをすれば、財政は大赤字になる、というかもしれない。
だが、上にみたように、わけの解らない雇用対策だの減税だの公共
投資だのに使うよりは、少ない金額で直接的な結果を得られるのだ。
それだけでも、このほうが良いことは間違いない。
さらに、である。
ミクロ的には財政赤字を増やす結果になるかもしれないが、マクロ的
には、十分ペイすると考えられる。
失業者は何らの生産にも与っていないが、「三百万円公務員」は、なん
らかの仕事をする。つまり、「財」を生むのである。
財を生まない失業者よりは、財を生む公務員のほうが、社会の財を増
やすものであることは当然である。
ゆえに、マクロ的視野にたてば、このほうがずっとマシだ、ということにな
る。
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